つみたてNISA(積立NISA)口座開設で初心者が「?」になりがちな点
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つみたてNISA(積立NISA)口座開設を試みたのですが、分からないことが多くて面倒になってしまい……。
せっかくつみたてNISA(積立NISA)による資産形成を検討されたのに、これは残念ですね。でも、ご安心ください。今回はつみたてNISA口座開設の際、初心者の方が「これ、どういうこと?」とつまずきやすい点について、やさしく解説いたします。
※2024年からの「新NISA」をどこで始めるべきかお悩みの方は、【2023年】新NISAおすすめ口座5選【証券会社・銀行を比較】もあわせてご覧ください。
まず、つみたてNISAを始めるには、証券会社や銀行でつみたてNISA口座を開設する必要があります。ここでややこしいのが、初めての金融機関の場合、「総合口座」の開設を同時に求められる点です。「つみたてNISA口座を作りたいだけなのに、なんで総合口座を作らなきゃならないの?」と戸惑う方もいるでしょう。これ、どういうことなのでしょうか?
実は、つみたてNISA口座は、総合口座の中に別枠で作るイメージです。したがって、総合口座を持っていない金融機関でつみたてNISA口座を開設するには、同時に総合口座を(銀行の場合は投資信託口座も)開設する必要があります。
証券会社でつみたてNISA口座を開設する際「?」になりがちな点
すでに総合口座を持っている証券会社でつみたてNISA(積立NISA)口座を開設する場合は、つみたてNISA口座の開設手続きを行うだけなので、さして難しくないでしょう。ここでは初めての証券会社で、「総合口座とつみたてNISA口座を同時に開設」するケースについて、初心者の方がつまずきやすい点を中心に解説します。
1事前にマイナンバーが記載されている書類、本人確認書類を準備
証券会社によっては、マイナンバーカードまたは通知カードと、運転免許証、パスポートなどの本人確認書類を撮影してWEBにアップロードすることで、本人確認の手続きが迅速に行えます。開設手続きの前に、手元に準備しておきましょう。
2つみたてNISA口座の開設を選択
「つみたてNISA口座開設」「NISA口座開設」「いずれも開設しない」の選択肢がありますので、必ず「つみたてNISA口座開設」を選びましょう。
3特定口座の開設を選択
総合口座を開設する際に、「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」のいずれかを選択します。まずは「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておきましょう。あとで変更も可能です。
4つみたてNISAのみの利用であれば、その他口座の開設は「しない」を選択
証券会社によっては、「信用取引口座」や「FX(外国為替証拠金取引)口座」などの同時開設を求めてくることがあります。つみたてNISAのみの利用をお考えでしたら、すべて「開設しない」を選んでおきましょう。こちらもあとで変更が可能です。
あとはWEB画面であれば「名前」「住所」「電話番号」などの個人情報を入力するだけなので、困ることはないでしょう(書面で提出する場合は個人情報を記入します)。
申し込み後、「非課税適用確認書の交付申請書」「非課税口座開設届出書」など、つみたてNISA口座の開設に必要な書類が届くので、必要事項を確認し、記入・押印しましょう。以上の書類に加えて、マイナンバーカードもしくは通知カードのコピー、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)のコピーもあわせて証券会社に提出すればOKです。申し込みから口座開設まで、1カ月程度かかります。
つみたてNISA口座開設手順
- 手順1
- つみたてNISA口座を開設する金融機関を決める
※取扱商品、コスト、サービス等から選ぶ - 手順2
- 金融機関のホームページや窓口で書類を取り寄せる
※非課税適用確認書の交付申請書、非課税口座開設届出書など - 手順3
- つみたてNISA口座の申込書が届く
※書類に記入・押印して、マイナンバーが記載されている書類のコピー、本人確認書類のコピーと一緒に金融機関に返送 - 手順4
- 金融機関と税務署の審査を待つ
※税務署で二重に口座開設していないか確認 - 手順5
- 審査が終わったら口座開設完了!
※口座開設まで1ヵ月程度かかる
銀行でつみたてNISA口座を開設する際「?」になりがちな点
銀行の場合、すでに総合口座を持っているという人は多いと思いますので、ここでは、投資信託口座とつみたてNISA(積立NISA)口座を同時に開設するケースについて、初心者の方がつまずきやすい点を中心に解説します。
1マイナンバーが記載されている書類を準備
マイナンバーカードまたは通知カードのコピーと、運転免許証、パスポートなどの本人確認書類のコピーの提出が必要になります。開設手続きの前に、手元に準備しておきましょう。
2「契約締結前交付書面」を確認
投資信託口座を開設する場合、投資信託の取引におけるリスクや手数料などについて説明した「契約締結前交付書面」を確認する必要があります。この確認をしないと先に進めません。
3投資信託口座の開設
投資信託口座を開設する際に、「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」のいずれかを選択します。まずは「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておきましょう。
4つみたてNISA口座の開設を選択
「NISA口座」「つみたてNISA口座」のどちらかの選択を求められますので、「つみたてNISA口座」を選択しましょう。
投資信託口座は1週間程度で開設できるのが一般的ですが、早いと2日程度で開設できるところもあります。一方、つみたてNISA口座が開設になるまでに1カ月程度かかります。投資信託口座が開設しても、つみたてNISAを利用できない期間がある点は注意しておきましょう。
つみたてNISA口座を開設したら、積立資金の準備を行おう
無事につみたてNISA口座の開設が完了したら、積立資金の準備を忘れないようにしましょう。総合口座への入金が必要なのか、任意の銀行口座から引き落としに対応してくれるのか、金融機関ごとに異なりますので、あらかじめ調べておきましょう。
つみたてNISA口座は1人1口座、金融機関は慎重に選んで開設しよう
つみたてNISA口座は、すべての金融機関を通じて1人1口座しか開設できません。といっても、一度選択したらずっと変更できないわけではなく、1年単位で金融機関を変更することができます。ただし、変更の際にはかなりの手間と時間がかかります。
つみたてNISA口座を最初に開設するタイミングで、取扱商品、コスト、サービスなどを比較して自分に合った金融機関を慎重に選ぶようにしましょう。
関連情報
今回、回答いただいたのは
ファイナンシャルプランナー・高山一恵さん
Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー
慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Café』を運営。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。
ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー1級。
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