手続きは?注意点は?よくわかる「NISA→つみたてNISA」の口座変更

2018.01.22

つみたてNISA(積立NISA)

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手続きは?注意点は?よくわかる「NISA→つみたてNISA」の口座変更

NISAからつみたてNISAに変更した場合、これまでのNISA口座の資産はどうなりますか?

非課税期間が20年と長いつみたてNISA(積立NISA)に注目が集まっています。それに伴い、「一般NISA口座」から「つみたてNISA口座」への変更を希望される方も多いようです。

そこで今回は、「一般NISA口座」から「つみたてNISA口座」への変更にあたっての注意点や手続き方法について、やさしく解説いたします。

一般NISA→つみたてNISAへの口座変更の注意点

1一般NISAとつみたてNISAは両方を同時に利用できない

そもそも、なぜ変更が必要なのでしょうか? それは、一般NISAとつみたてNISAの両方を同時に利用することはできず、どちらか1つを選択する必要があるためです。一般NISAからつみたてNISAへ口座変更したい場合は、所定の手続きをとる必要があります。

ちなみに、一般NISAからつみたてNISAへ、つみたてNISAから一般NISAへの口座変更は、1年ごとに行うことができます(費用はかかりません)。

2一般NISA口座で今年すでに買付を行っている場合、今年中のつみたてNISA利用は不可

今年すでに「一般NISA口座」で金融商品を購入している場合は、今年中は「つみたてNISA口座」で金融機関の購入を行うことはできませんが、翌年なら可能です。もし今年すでに「一般NISA口座」で金融商品を購入してしまったのなら、今年は一般NISAの非課税投資枠をフルに使って、翌年からつみたてNISAの利用に切り替えるのもひとつの考えといえます。

3一般NISA口座で運用していた資産は非課税のまま残せる

「一般NISA口座」から「つみたてNISA口座」へ利用を変更しても、その後、金融商品の新規購入ができなくなるだけで、「一般NISA口座」は非課税口座として残ります。過去に「一般NISA口座」で購入した金融商品は、5年間の非課税期間中であれば、売買益や配当金、分配金は非課税のまま運用されます

一般NISA→つみたてNISAへの口座変更の手続き方法

ここからは、「一般NISA口座」から「つみたてNISA口座」への変更手続きについて解説します。変更の際ですが、(1)同じ金融機関内での変更、(2)金融機関またぎの変更、で手続きの方法や提出する書類が違ってきます

1同じ金融機関内で一般NISA→つみたてNISAへの口座変更

  • 2017年9月30日までにマイナンバーの届け出をしている人
    「つみたてNISAへの変更届出書」を金融機関から取り寄せて、必要事項を記入して提出すればOKです。
  • 2017年9月30日までにマイナンバーの届け出をしていない人
    「一般NISA口座」を持っていても、マイナンバーの届け出をしていなければ、つみたてNISA口座の開設手続きをイチから行い、マイナンバーを記載した書類(通知カード、マイナンバ―カードなど)のコピーを提出する必要があります。つみたてNISA口座の開設方法については下記リンクのページをご覧ください。

2金融機関をまたいだ一般NISA→つみたてNISAへの口座変更

  • 2017年9月30日までにマイナンバーの届け出をしている人
    一般NISAを利用している金融機関に「金融機関の変更届出書」を取り寄せて、必要事項を記入し提出します。その後、金融機関から「勘定廃止の証明書」を受け取ります。
    その後、つみたてNISAを始める金融機関に「つみたてNISAの口座開設届出書」を取り寄せて必要事項を記入し、「勘定廃止の証明書」と、マイナンバーが記載されている書類(通知カード、マイナンバ―カードなど)のコピーとともに提出すれば手続きは完了です。
  • 2017年9月30日までにマイナンバーの届け出をしていない人
    マイナンバーの届け出をしていなければ、「つみたてNISA口座」の開設手続きをイチから行い、マイナンバーを記載した書類(通知カード、マイナンバ―カードなど)のコピーを提出する必要があります。

以上のように、一般NISAからつみたてNISAへの口座変更の手続きは、ケースによってまちまちです。書類の記入・提出方法など個別的・具体的な手順についてわからないことがある場合は、利用している金融機関に問い合わせてみるとよいでしょう。

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