積立NISA(つみたてNISA)と、NISA・iDeCoを徹底比較!

2018.02.02更新
(2017.05.10公開)

つみたてNISA(積立NISA)

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積立NISA(つみたてNISA)と、NISA・iDeCoを徹底比較!

「積立NISA(つみたてNISA)」は2018年に始まったNISAの兄弟分、税メリットのある制度です。税メリットといえば、話題の“iDeCo(個人型確定拠出年金)”や、皆さんおなじみのNISAもありますね。ズバリ、どれがおススメ? と気になるところです。それぞれの制度でおトクな商品も見てみましょう!

約20%の税金がナシになる積立NISA(つみたてNISA)、NISA、iDeCo

銀行預金の利息や、投資で得た利益には、一律約20%の税金がかかります。「えっ? なにそれ……」「聞いてないよ!」と言うあなた、お気持ちよくわかります。

実はこの世の中に“約20%の税金をナシにしてあげましょう”という制度があるんです! それが非課税投資制度です。2014年からスタートしているNISAや2018年にスタートした積立NISA、iDeCo(個人型確定拠出年金)、企業型DC(確定拠出年金)といったところが主要どころです。

「うわー、みんな非課税で、みんないい制度!」なんですが、それぞれ活用法の目的が少しずつ違いますので、特徴を知ってあなたに最適なプランを見つけて、“おトク度最大級!”、“メリットてんこ盛り”を目指そうではありませんか? さっそく気になるNISA、積立NISA、iDeCoの制度を比較してみましょう!

私はどれを選ぶべき? 非課税3制度のメリット・デメリットを徹底比較!

積立NISA(つみたてNISA)のメリット・デメリット

最初に「積立NISA」ですが、最大の特徴は積立スタイルの利用オンリーであること。また“積立”期間が20年と長いので長期でコツコツ積み立てる制度です。1年間で利用できる金額は40万円ですので、20年間で総額は800万円までOKです。20年積み立てなくてもNISAと同じようにいつでも現金化することができ、急な出費にも対応可能

デメリットは、NISAと同じように金融商品を購入した金額が上限になったらその年の枠は使い切ったと見なされます。なので売却して枠が余った、ということにはなりません。投資商品は、初心者でも始めやすい長期投資向きの投資信託などに限られますので、安心ですね。

なお、つみたてNISAのメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
つみたてNISA(積立NISA)とは?メリットは?やさしく解説します
始める前に要チェック、つみたてNISA(積立NISA)5つのデメリット

NISAのメリット・デメリット

元祖NISAのメリットは、何と言っても、個別の株式投資もできること! 積立NISAと違って1年分の上限額を1回で投資することもできます。投資枠も年間120万円までと高額ですが、投資期間は5年間しか認められていません。ちなみにNISAと積立NISAは2つ同時には利用できず、どちらか1つを選択する必要があります。

NISAのデメリットは、積立NISAと同じように投資枠が「一度使うとそれで終わり」です。また、定期預金などの元本保証商品には投資できません

iDeCo(イデコ)のメリット・デメリット

iDeCoも非課税制度の一つですが、元の名前が「個人型確定拠出年金」なので、老後資金のための個人年金制度になります。そのためNISAや積立NISAとは違って、原則60歳まで引き出すことができません。一見デメリットのように見えますが、“老後安心して生活するお金”に手を付けられないと考えると、引き出せないのはメリットと考えることもできますね。

対象商品は、定期預金や保険商品などの元本確保型商品も利用可能ですし、投資信託ももちろんOKですが、個別の株式には投資ができません

【非課税投資】積立NISA(つみたてNISA)、NISA、iDeCoを一般口座と徹底比較!

  積立NISA NISA iDeCo 一般口座
年間投資額の上限 40万円 120万円 14万4000円~81万6000円(職業、加入している年金の制度により異なる) 上限なし
お金を出す(拠出する)時 所得控除の対象にはならない(課税) 所得控除の対象にはならない(課税) 所得控除の対象(非課税) 所得控除の対象にはならない(課税)
運用時 非課税 非課税 非課税 課税
運用期間 20年 5年(最長10年) 加入から、60歳まで(10年間延長可能) 制限なし
途中換金 いつでもOK、ただし非課税枠の再利用不可 いつでもOK、ただし非課税枠の再利用不可 原則できない いつでもOK
損益通算 できない できない できない できる
運用できる商品 長期・積立・分散投資向けの一部の投資信託とETF 株・投資信託・ETF・REITなど 定期預金・投資信託・保険 制限なし
資金の引き出し いつでもOK いつでもOK 60歳まで原則不可能 いつでもOK

積立NISA(つみたてNISA)・NISA・iDeCo 一番儲かる使い方は?

「積立NISA、NISA、iDeCoの制度の違いは分かった。ところで、どう使い分けるのが一番儲かるわけ?」……と結論が知りたいですよね。それぞれの制度に最適な商品は、“お金の使い道”+“使う時期”で決まってきます

「定年後は世界一周旅行にいきたい!」という方は、

使い道→余裕資金で行く世界一周の旅100万円ほど
使う時期→定年後、60代後半くらい

この場合、iDeCoで、投資信託を積み立てて時間がお金を大きく育てる作戦が最適です。

「10年後にマイホーム購入!」したい計画がある方は、

使い道→生活基盤になる我が家購入。その頭金や、諸費用に300万円ほど
使う時期→おおよそ10年後。もしかしたら運命の出会いがあって、早まるかも?

この場合は、積立NISAを使っていつでも現金化できるようにしつつ、投資信託などで大きく増やせると良いですね。

一方、「一度投資に挑戦したかった」「REITやETFを有利に運用したい」、そんな人に最適なのは、何と言ってもNISAです。大きく儲けた場合は、“非課税の約20%”は、とてもありがたいものになりますね。

積立NISA、NISA、iDeCoの非課税投資制度を比べてみました。こうしてみると、お金の使い道と時期をおおよそ計画することが大切だとわかりますね。ぜひ一度、“我が家の将来プラン(資金計画付き)”を家族で検討してみてはいかがでしょうか。それぞれ意外な夢があったりして、家族のきずなが深まることになるかもしれません。

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