つみたてNISAおすすめ銘柄4選&おすすめ口座6選(銀行・証券会社)

2020.11.13更新
(2019.06.28公開)

つみたてNISA(積立NISA)

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つみたてNISAおすすめ銘柄4選&おすすめ口座6選(銀行・証券会社)

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2020/11/13)

つみたてNISA(積立NISA)を始めるにあたって、「どの銘柄に積み立てるか?」「どこで口座を作るか?」を決めきれず、お困りの方も多いでしょう。

そこで今回は、つみたてNISA(積立NISA)おすすめ銘柄、おすすめ口座(銀行・証券会社)を厳選紹介します。押さえてほしいチェックポイントもわかりやすく解説しますので、参考にしてください。

つみたてNISA銘柄のチェックポイント

つみたてNISAは約200本の投資信託の中から好きな銘柄を選べますが、どれを選べばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか? とくに初めての投資信託購入となるとチンプンカンプンですよね。

そんな方におすすめしたいのが、純資産総額の増減だけをチェックする簡単な方法です。

純資産総額とは「投資信託の規模」のこと

純資産総額とは、その銘柄(投資信託)が抱える株や債券など財産の総額のことです。運用が上手くいって株や債券の価値が上がったり、その銘柄にお金を託す人(託した金額)が増えたりすると、純資産総額は増えます。

逆に、運用が上手くいかなかったり、解約などでその銘柄にお金を託す人(託した金額)が減ったりすると、純資産総額は減ります。

つまり、純資産総額が増えている銘柄は、運用成績がよくて、多くの人に支持されている良い銘柄といえるのです。

純資産総額が増えている銘柄は、運用成績がよくて、多くの人に支持されている良い銘柄といえる

純資産総額が増えると繰上償還リスクが減る

また、純資産総額が大きく増えることは、繰上償還リスクの回避にもつながります

繰上償還とは、あまりお金が集まらなかった銘柄(投資信託)の運用を途中で打ち切ることです。せっかくつみたてNISAで長期投資を始めたのに、売り手の都合で打ち切られては元も子もありませんよね。純資産総額が順調に増えていれば、その心配もありません。

以上のことから、純資産総額の増減チェックは、初心者の方が最低限の労力で良い銘柄に巡りあうための最適解といえるのです。

純資産総額の増減チェックは、初心者の方が最低限の労力で良い銘柄に巡りあうための最適解

純資産総額のチェック方法

純資産総額は、運用状況や新規購入・解約によって日々変動します。証券会社のHPやYahoo!ファイナンスでは、すべての変動履歴を確認することができます。

参考までに、つみたてNISAが始まった2018年初から2020年9月11日にかけての純資産総額増加トップ10銘柄を掲載します。参考にしてください。

※単位は百万円

※1は2018年7月3日の販売開始時点

※2は2019年9月26日の販売開始時点

※3は2018年10月31日の販売開始時点

つみたてNISAおすすめ銘柄4選

前述のチェックポイントを踏まえて、つみたてNISAおすすめ銘柄を4つ紹介します。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国市場に上場する大型株約500銘柄に分散投資できるファンドです。米国市場の約80%をカバーできます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は米国市場に上場する大型株約500銘柄に分散投資できる

S&P500という米国の大型株500社で構成される指数に連動します。ちなみに、投資の神様ウォーレン・バフェットは、自分の亡き後の資産管理について家族に「資金の90%をS&P500に投資せよ」と告げているそうです。つみたてNISAは20年と長期の運用ですが、本ファンドなら低コストで米国の経済成長を味方につけることができます。(FP頼藤太希氏)

【基本情報】

  • 投資対象:米国株式
  • 運用手法:インデックス型(S&P500指数(配当込み&円換算ベース)に連動)
  • 純資産総額の増加:+1983億1800万円(2018年7月3日~2020年11月12日)
  • 積立リターン:119.8%(2018年7月3日~2020年11月12日、毎月初買い付けで試算)
  • 運用会社:三菱UFJ国際投信株式会社

楽天・全米株式インデックス・ファンド

米国市場に上場する大・中・小型株約4000銘柄ほぼすべてに分散投資できるファンドです。魅力は米国の中小型株への投資が可能な点。個人では外国の中小型株への投資はなかなか手が出せませんが、本ファンドを通して、低コストでお手軽に米国の中小型株に投資できるわけです。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスという米国市場を表す指数に連動した値動きをします。米国一本集中なので、米国株式市場が上がった時のリターンは大きいと言えます。設定来、順調に資金が流入し純資産総額は右肩上がりとなっています。(FP頼藤太希氏)

設定来、順調に資金が流入し純資産総額は右肩上がり

【基本情報】

  • 投資対象:米国株式
  • 運用手法:インデックス型(CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動)
  • 純資産総額の増加:+1531億4100万円(2018年1月4日~2020年11月12日)
  • 積立リターン:122.1%(2018年1月4日~2020年11月12日、毎月初買い付けで試算)
  • 運用会社:楽天投信投資顧問株式会社

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

日本を除く22カ国の先進国の株式約1300銘柄に分散投資できるファンドです。米国株式を7割近く組入れており、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど名だたる企業の株をこれ一本で押さえることができます

MSCIコクサイという海外先進国市場の「日経平均株価」のような指数に連動した値動きをします。「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」と謳っている通り、信託報酬の引き下げに積極的です。

取扱金融機関が多く人気のあるファンドなので、月次資金流入が堅調で純資産総額も右肩上がりとなっています。(FP頼藤太希氏)

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは取扱金融機関が多く人気のあるファンド

【基本情報】

  • 投資対象:先進国株式(日本除く)
  • 運用手法:インデックス型(MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動)
  • 純資産総額の増加:+1364億1300万円(2018年1月4日~2020年11月12日)
  • 積立リターン:118.0%(2018年1月4日~2020年11月12日、毎月初買い付けで試算)
  • 運用会社:三菱UFJ国際投信株式会社

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

前述の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と同型のファンドです。こちらも、日本を除く22カ国の先進国の株式約1300銘柄に分散投資できます。MSCIコクサイに連動した値動きになる点も同じです。

徹底した低コスト追求と好運用成績で投資家から人気のファンドです。月次資金の流入も続き、純資産総額は2100億円を超えており、早期償還のリスクが低く効率的な資産運用に期待できるでしょう。eMAXIS slimeシリーズに対抗して、信託報酬の引き下げにも積極的です。(FP頼藤太希氏)

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドは純資産総額は2100億円を超えており、早期償還のリスクが低く効率的な資産運用に期待できる

【基本情報】

  • 投資対象:先進国株式(日本除く)
  • 運用手法:インデックス型(MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動)
  • 純資産総額の増加:+1365億4900万円(2018年1月4日~2020年11月12日)
  • 積立リターン:118.0%(2018年1月4日~2020年11月12日、毎月初買い付けで試算)
  • 運用会社:ニッセイアセットマネジメント株式会社

つみたてNISA口座(銀行・証券会社)のチェックポイント

次に、つみたてNISA口座(銀行・証券会社)のチェックポイントを解説します。

なかには普段お使いの銀行で口座開設してしまう方もいるようですが、それだと知らぬ間に損をしている可能性も……。これから説明する3つのポイントをチェックして、損しない口座を選びましょう

取扱銘柄数が多い口座がおすすめ

つみたてNISA口座でもっとも大事なのは「取扱銘柄数の多さ」です。

というのも、つみたてNISAの銘柄ラインナップは銀行・証券会社がそれぞれの方針で決めていて、どこでも同じ銘柄を選べるわけではないからです。100本以上の豊富なラインナップから選べるところもあれば、わずか数本の選択肢しかないところもあります。銘柄選びで損しないのはどちらか、答えは明白ですよね。

参考までに、取扱銘柄数の多い銀行・証券会社を下表にまとめました。詳しい情報は、つみたてNISAナビでもご確認いただけます。

取扱銘柄数 最低積立金額 還元
サービス
(証券会社) 楽天証券 168本 100円 楽天ポイント
SBI証券 166本 100円 Tポイント
松井証券 155本 100円 現金
auカブコム証券 151本 100円 Pontaポイント
マネックス証券 151本 100円 マネックスポイント
(銀行) ジャパンネット銀行 57本 500円 なし

※2020年11月13日時点

この6社なら前述した4つのおすすめ銘柄すべて選べるよ

最低積立金額&還元サービスの有無もチェック

最低積立金額、還元サービスも押さえておきたいポイントです。

「最低積立額」は、毎月いくらから積み立てできるかを示しています。はじめての投資ともなれば、「まずは少額から試したい」と考える人が多いでしょう。その場合、最低積立額が高いことはネックになりますので、事前にチェックすることをおすすめします。

「還元サービス」とは、毎日のお買い物でもらえるポイント還元サービスのようなものです。ネット証券のなかには、銘柄(投資信託)の保有残高の数パーセントを毎月還元してくれるところがあります。もちろん、つみたてNISAで積み立てた分も還元対象なので、可能であれば積極的に利用したいところです(付与条件や還元率は銘柄ごとに異なるのでここでは割愛します)。

つみたてNISAおすすめ口座(証券会社)5選

前述のチェックポイントを踏まえて、つみたてNISAおすすめ証券会社を5社紹介します。

楽天証券

つみたてNISAに最も力を入れているのが楽天証券です。取扱銘柄数(168本)、最低積立金額(100円)、還元サービス(保有残高で楽天ポイント還元)どれも申し分ありません。しかもクレジットカード決済(楽天カード)で積み立てを行えば、別途積立額100円につき楽天ポイントが1ポイント還元されるメリットもあります。総合的にみて最もおすすめできる金融機関です。

楽天カードで積み立てればポイント還元アリ

【基本情報】

  • つみたてNISA取扱銘柄数:168本
  • 最低積立金額:100円
  • 積立頻度:毎日/毎月から選択
  • 還元サービス:あり(楽天ポイント)

SBI証券

SBI証券も取扱銘柄数(166本)、最低積立金額(100円)、還元サービス(保有残高でTポイント還元)と十分なサービスを提供しています。また2021年よりクレジットカード決済による積み立てが可能になると発表がありました(積立額100円につき0.5ポイント還元予定)。少しでもお得につみたてNISAをしたい人にとって、楽天証券に次ぐ候補でしょう。

少しでもお得につみたてNISAをしたい人にとって良い証券会社

【基本情報】

  • つみたてNISA取扱銘柄数:166本
  • 最低積立金額:100円
  • 積立頻度:毎日/毎週/毎月から選択
  • 還元サービス:あり(Tポイント)

松井証券

大正7年創業、創業100年の歴史はここで紹介する5社中ナンバーワンです。もともとは対面証券でしたが、「これからはネットの時代」と1995年に方針転換しました。ちなみに、テレビでおなじみの株主優待名人・桐谷さんが30年愛用している会社としても有名です。

松井証券の創業100年の歴史はここで紹介する5社中ナンバーワン

【基本情報】

  • つみたてNISA取扱銘柄数:155本
  • 最低積立金額:100円
  • 積立頻度:毎月
  • 還元サービス:あり(現金)

auカブコム証券

auフィナンシャルホールディングスが手掛ける金融サービスのひとつです(他にauじぶん銀行、au損害保険など)。2019年12月にカブドットコム証券から社名変更しました。いわゆるau経済圏で、投資信託の残高に応じた還元でもPontaポイントがもらえます

auカブコム証券は投資信託の残高に応じた還元でもPontaポイントがもらえる

【基本情報】

  • つみたてNISA取扱銘柄数:151本
  • 最低積立金額:100円
  • 積立頻度:毎月
  • 還元サービス:あり(Pontaポイント)

マネックス証券

利用者に提供している投資情報が好評なネット証券。国内のみならず、海外株の情報も充実しており、「米国株をやるならマネックス」との呼び声も高いです。還元サービスでもらえるマネックスポイントはdポイントと即時交換可。ドコモ経済圏としても活用できます。

マネックス証券は利用者に提供している投資情報が好評

【基本情報】

  • つみたてNISA取扱銘柄数:151本
  • 最低積立金額:100円
  • 積立頻度:毎日/毎月から選択
  • 還元サービス:あり(マネックスポイント)

つみたてNISAおすすめ口座(銀行)1選

前述のチェックポイントを踏まえて、つみたてNISAおすすめ銀行を1行紹介します。

ジャパンネット銀行

銀行の中でもっとも取扱銘柄数が多いのがジャパンネット銀行です。ただし還元サービスがないので、その分では前述したネット証券に見劣りします。いわゆるネット銀行で、店舗はありません。入出金は提携のセブン銀行ATM、ゆうちょ銀行などで行うことができます。

ジャパンネット銀行の入出金は提携のセブン銀行ATM、ゆうちょ銀行などで行うことができる

【基本情報】

  • つみたてNISA取扱銘柄数:57本
  • 最低積立金額:500円
  • 積立頻度:毎月
  • 還元サービス:なし

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