プロが解説!つみたてNISA(積立NISA)おすすめ商品ランキング2019

2019.07.22更新
(2019.06.28公開)

つみたてNISA(積立NISA)

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プロが解説!つみたてNISA(積立NISA)おすすめ商品ランキング2019

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2019/7/22)

つみたてNISA(積立NISA)は、投資信託という金融商品に積立投資を行います。日本国内には約6000本の投資信託がありますが、つみたてNISAでは金融庁が定めた厳しい条件をクリアした約160本の中から選ぶことになります。

選択肢を少なくしたことで、初心者にも選びやすくなったと言われていますが、初心者にとっては160本の中から1本を選ぶのだって大変ですよね。分かります、そのお気持ち。

そこで今回は、つみたてNISAおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。投資信託の書籍も執筆されたFP頼藤太希さんのポイント解説付きですので、ぜひ参考にしてください。

つみたてNISA商品選び、2つのチェックポイント

おすすめ商品を発表する前に、つみたてNISA(積立NISA)商品選びのチェックポイントを解説します。

とは言え、教科書的に解説しようとすると、「あれも」「これも」とチェックポイントが増えてしまい、結局選びきれないことに…。なので、ここではチェックポイントを2つに絞って、初心者にも分かりやすくご紹介します。しっかり押さえてくださいね。

1.あなたが負担する手数料(信託報酬)が安いこと

投資信託とは、大勢のお金をひとつにまとめて、資産運用の専門家が株や債券に投資・運用する商品です。お金を出した人は、運用による収益を還元してもらうことができます。

投資に対しての知識や自信がない人が、その道の専門家に投資・運用を「おまかせ」できることが最大のメリットですが、その分、運用代行費用を支払わなければなりません。これが「信託報酬」と呼ばれる手数料です。

信託報酬は、あなたが投資したお金から、商品ごとに決まった割合で引かれます。ちなみに、つみたてNISAで選べる約160本の信託報酬は、年0.10789%~1.62%の範囲。これが投資信託を保有している間(最長20年)引かれ続けるわけですから、安いにこしたことはありません

100万円投資した場合

2.純資産総額が高い水準で継続して増えていること

次にチェックしたいのが、「純資産総額の増減推移」です。純資産総額とは、その商品にどれだけお金が集まっているかを表しています。

純資産総額が増減する要因は次の2つです。

①集まったお金を運用することで資産が増える or 減る
②その商品にお金を託す人(託した金額)が増える or 減る

純資産総額が増減する要因

①については言わずもがな、②についても増えることはメリットが大きいです。なぜなら、そこにはあなた以外のたくさんの個人投資家の人々が、「買うに値する」と判断した結果が織り込まれているから。個人投資家の知恵の結晶を、利用しない手はありません。

信託報酬が安いつみたてNISA対象商品の
純資産総額増減

信託報酬が安いつみたてNISA対象商品の純資産総額増減

※信託報酬は2019年7月22日時点

※純資産総額の増減の2019年は4月末時点

つみたてNISAおすすめ商品ランキング

ではここから、2つのチェックポイントを踏まえた上で厳選した、つみたてNISA(積立NISA)おすすめ商品ランキングを発表します。

投資信託に関する書籍も執筆されたお金のプロ、FP頼藤太希さんのワンポイント解説も交えてお届けしますので、どの商品にしようか検討中の方はぜひ参考にしてください。

1位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

日本を除く22カ国の先進国の株式約1300銘柄に分散投資できる商品です。米国株式を7割近く組入れており、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど名だたる企業の株をこれ一本で押さえることができます。

MSCIコクサイという海外先進国市場の「日経平均株価」のような指数に連動した値動きをします。徹底した低コスト追求と好運用成績で投資家から人気のファンドです。月次資金の流入も続き、純資産総額は1100億円を超えており、早期償還のリスクが低く効率的な資産運用に期待できるでしょう。(FP頼藤太希氏)

2位eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

1位の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」と同型の商品です。こちらも、日本を除く22カ国の先進国の株式約1300銘柄に分散投資できます。MSCIコクサイに連動した値動きになる点も、信託報酬もまったく一緒です。

取扱金融機関が多く人気のある商品なので、月次資金流入が堅調で純資産総額も右肩上がりとなっています。(FP頼藤太希氏)

3位楽天・全米株式インデックス・ファンド

米国市場に上場する大・中・小型株約4000銘柄ほぼすべてに分散投資できる商品です。魅力は米国の中小型株への投資が可能な点。個人では外国の中小型株への投資はなかなか手が出せませんが、本ファンドを通して、低コストでお手軽に米国の中小型株に投資できるわけです。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスという米国市場を表す指数に連動した値動きをします。米国一本集中なので、米国株式市場が上がった時のリターンは大きいと言えます。設定来、順調に資金が流入し純資産総額は右肩上がりとなっています。(FP頼藤太希氏)

4位eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

1~3位と違って、株式だけでなく、債券やリート(不動産)にまで分散投資できる商品です。具体的には、国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・国外のリートの8資産へ12.5%ずつ均等に投資してくれます。

株式のみに投資するファンドと比べ価格変動を抑えられるので、リターンよりもリスクに備えた堅実な資産運用がしたいという人にオススメです。8資産均等型ファンドで信託報酬が最安水準であり、投資家にとって嬉しいファンドと言えます。これ1本で地域分散・資産分散ができ、リバランスもお任せできるので、ほったらかし投資向きの一本です。(FP頼藤太希氏)

5位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国市場に上場する大型株約500銘柄に分散投資できる商品です。3位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と比べて銘柄数は少ないですが、それでも米国市場の約80%をカバーできます。

S&P500という米国の大型株500社で構成される指数に連動します。ちなみに、投資の神様ウォーレン・バフェットは、自分の亡き後の資産管理について家族に「資金の90%をS&P500に投資せよ」と告げているそうです。つみたてNISAは20年と長期の運用ですが、本ファンドなら低コストで米国の経済成長を味方につけることができます。(FP頼藤太希氏)

つみたてNISAおすすめ商品が買える金融機関は限られている

ここまで、つみたてNISA(積立NISA)の「商品チェックポイント」と「おすすめ商品ランキング」について解説してきました。「これなら選べそう!」と思っていただけましたでしょうか?

最後に、ここに挙げたおすすめ商品が買える金融機関を掲載しておきます。

実は、つみたてNISAは金融機関ごとに取り扱う商品が異なるので、金融機関選びを間違えると、これらの商品が買えなくなるので注意しましょう。

つみたてNISAで選べる金融機関は一人一社です。この記事を参考に、まずは商品にあたりをつけて、金融機関を選ぶようにするとよいでしょう。

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