【2024年】損しない!新NISAのクレカ積立でおすすめの証券会社4選

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2024.09.20更新
(2023.12.12公開)

NISA

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【2024年】損しない!新NISAのクレカ積立でおすすめの証券会社4選

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2024/9/20)

新NISAでクレカ積立をやりたいけれど、
「どこでやるのがいいか?」
「どのクレジットカードを使うのがいいか?」
と悩んでしまい、なかなか前に進めないという人が多いようです。あなたもそうではないですか?

そこで今回は、新NISAのクレカ積立でおすすめの証券会社とその理由についてわかりやすく解説します。これから始めようという方は、ぜひ参考にしてください。

損しない!クレカ積立の証券会社選びで比較すべき3点

クレカ積立でおすすめの証券会社を紹介する前に、まずは証券会社の選び方について触れておきましょう。

クレカ積立で損しないためには、①投資信託の本数、②年会費無料カードの還元率、③投信保有ポイントの還元率を比較して証券会社を選ぶことが大切です。ひとつずつ解説します。

クレカ積立の証券会社選びで比較すべき3点

1.投資信託の本数

クレカ積立最大の魅力は「ポイントが貯まること」にあるので、どうしてもポイント還元率ばかりに目がいきがちですが、何よりも大事なのは各社の投資信託本数です。

というのも、投資信託のラインナップは各証券会社が独自に決めていて、どこでも同じ商品を買えるわけではないから。利用者の要望に応えるために多くの商品を揃えているところもあれば、その逆もあります。

はたして、各社でどのくらい差があるのでしょうか? 2024年8月時点でクレカ積立ができる証券会社7社の投資信託本数(つみたて投資枠対象銘柄)を比べてみましょう。

  投資信託の本数
(つみたて投資枠対象銘柄)
SBI証券 248本
楽天証券 238本
auカブコム証券 236本
マネックス証券
(NTTドコモグループ)
233本
PayPay証券 33本
大和コネクト証券 29本
tsumiki証券 4本

※2024年9月20日時点

上位4社に比べて、下位3社のラインナップはいささか心許ないですよね。ここまで少ないと、「せっかく口座を開いたのに欲しい商品が無かった…」というミスマッチが起きる可能性だってあります。

いくらポイント還元が魅力のクレカ積立といえども、本来の目的は「投資による資産形成」です。ポイント還元率だけに踊らされず、投資信託本数が充実している証券会社を選びましょう。

投資信託の本数が多い証券会社のほうが安心!

2.年会費無料カードの還元率

次に比較したいのが、年会費無料カードのポイント還元率です。

ゴールドカード、プラチナカードといった年会費有料カードのほうが高還元率になっているため、そちらを選びたくなる気持ちも分かりますが、クレカ積立の上限額である月10万円積立でもらえるポイントで年会費を相殺できるレベルのカードは一枚もありません。なので、すでにゴールドカード、プラチナカードを利用しているという方以外は、年会費無料カードを使う方が断然お得になります。

  年会費無料カードの還元率
SBI証券 0.5%
(投信積立除く年間カード利用額が
10万円未満の場合0.0%)
楽天証券 0.5%
(信託報酬の高い一部商品は1.0%)
auカブコム証券 1.0%
マネックス証券
(NTTドコモグループ)
0.73%~1.1%

※2024年9月20日時点

前述した投資信託本数上位4社の「年会費無料カードの還元率」は上表のとおり。還元率が高いのはauカブコム証券とマネックス証券の2社となっています。

マネックス証券の還元率に幅があるのは、月の積立金額ごとに還元率が設定されているためです。

  • ~5万円まで1.1%
  • 5万円超~7万円まで0.6%
  • 7万円超~10万円まで0.2%

これにより月5万円の積立までは1.1%、クレカ積立の上限額である月10万円の積立だと0.73%になる、というわけです。つまり年会費無料カードのポイント還元率がお得なのは、月6万2000円の積立まではマネックス証券、それ以上ならauカブコム証券ということになります。

一方、SBI証券は、クレカ積立以外で年間10万円以上クレジットカードを利用しないと還元率が0.0%になってしまいます。クレカ積立だけのためにカードを作ってもまったく意味がないのでご注意ください。

年会費無料カードの還元率を要チェック!

3.投信保有ポイントの還元率

最後に、投信保有ポイントの還元率も忘れずに比較しましょう。

投信保有ポイントとは、投資信託を持っているだけで保有残高に応じたポイントがもらえるサービスのことです。クレカ積立をすると、当然、投資信託を保有することになるので、これもしっかり比較しないと損する可能性があります。

  オルカン1000万円保有で
もらえる投信保有ポイント(年間)
SBI証券 1742円相当
楽天証券 なし
auカブコム証券 492円相当
マネックス証券
(NTTドコモグループ)
1752円相当

※2024年9月20日時点

上表は超人気銘柄の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を1000万円分保有した際にもらえる各社のポイント数を比較したものです。先ほど「年会費無料カードの還元率」で上位だったauカブコム証券とマネックス証券を比べると、1000円以上も差がつくことが分かります。

「たったそれだけ?」と思われる方もいるでしょう。しかし、投信保有ポイントは積立をやめても残高がある限りずっともらい続けることができるので、わずかな差がボディーブローのようにじわじわ効いてきますよ。

投信保有ポイントの還元率も忘れずにチェックしよう!

クレカ積立でおすすめの証券会社4選

ここまでクレカ積立の証券会社選びで比較すべき3点について解説してきました。ここからはそれを踏まえた上でのおすすめ証券会社を順にご紹介いたします。

各社の特徴もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1マネックス証券(NTTドコモグループ)

  投資信託の本数
(つみたて投資枠対象銘柄)
年会費無料カード
の還元率
オルカン1000万円保有でもらえる投信保有ポイント(年間)
マネックス証券
(NTTドコモグループ)
233本 0.73%~1.1% 1752円相当

〇 豊富な投資信託ラインナップ!

マネックス証券は投資信託の本数が十分揃っています。新NISAつみたて投資枠のラインナップ233本はすべての金融機関のなかでも最多水準。これなら「買いたい商品の取り扱いが無い…」と困ることもありません。

〇 年会費無料カードで高還元率!

マネックス証券の年会費無料カードの還元率は、月の積立額5万円まで1.1%、5万円超~7万円まで0.6%、7万円超~10万円まで0.2%と段階的に設定されています。したがって月6万2000円までの積立であれば、どこよりも多くポイントが貯まることになります。

使えるカードは「dカード」と「マネックスカード」の2種類。「dカード」はドコモ利用料金のお支払いに使ってお得なカードなので、ドコモユーザーの方はよりメリットがあるでしょう。

〇 オルカンの投信保有ポイントNo.1!

マネックス証券は、投資信託の保有残高に応じてもらえる「投信保有ポイント」の還元率も優秀。人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の保有でもらえるポイントは4社中ナンバーワンです!

そしてこの投信保有ポイントも、「dポイント」で還元されます。前述したdカードによるクレカ積立とあわせて、ドコモユーザーには特におすすめの証券会社です。

〇 口座開設方法は3パターンから選べて便利!

必要なもの メリット
①郵送申込み 特になし
  • 必要なものがない
  • ネットでマイナンバーのやり取りをしなくていい
②オンライン申込み
(アプリで本人確認)
スマートフォン・マイナンバーカード・マイナンバーカードの署名用暗証番号(6~16桁の英数字)と数字4桁の暗証番号
スマートフォン・マイナンバーカード・マイナンバーカードの署名用暗証番号(6~16桁の英数字)と数字4桁の暗証番号
  • マイナンバーカードにスマホをタッチするだけで簡単に本人確認ができる
  • 最短で翌営業日に口座開設完了(郵送申込みだと約1週間)
③オンライン申込み
(Webで本人確認)
スマートフォン・マイナンバー通知カード・運転免許証 ※マイナンバーカードでも可
スマートフォン・マイナンバー通知カード・運転免許証 ※マイナンバーカードでも可
  • マイナンバー通知カードと運転免許証で本人確認ができる
  • 最短で翌営業日に口座開設完了(郵送申込みだと約1週間)

マネックス証券は上記3パターンの口座開設方法を用意しています。自分の状況にあった方法が選べるのは嬉しいですね。いずれの方法もマネックス証券のサイトから申込みできます。

マネックス証券の詳細はこちら

2auカブコム証券

  投資信託の本数
(つみたて投資枠対象銘柄)
年会費無料カード
の還元率
オルカン1000万円保有でもらえる投信保有ポイント(年間)
auカブコム証券 236本 1.0% 492円相当

〇 豊富な投資信託ラインナップ!

auカブコム証券も投資信託の本数が十分揃っています。マネックス証券同様、「買いたい商品の取り扱いが無い…」と困ることはないでしょう。

〇 年会費無料カードで高還元率!

auカブコム証券の年会費無料カードの還元率は一律1.0%です。月6万2000円までの積立ではマネックス証券に劣りますが、それ以上の高額積立であればどこよりも多くポイントがもらえます。

使えるカードは「au PAYカード」のみ。こちらはau PAY マーケットで使ってお得なカードなので、普段からau PAY マーケットをご利用の方はよりメリットがあるでしょう。

〇 投信保有ポイントは残念…

auカブコム証券では投信の保有残高に応じてPontaポイントがもらえます。ただし、マネックス証券と比べると還元率は低めです。

auカブコム証券の詳細はこちら

3SBI証券

  投資信託の本数
(つみたて投資枠対象銘柄)
年会費無料カード
の還元率
オルカン1000万円保有でもらえる投信保有ポイント(年間)
SBI証券 248本 0.5%
(投信積立除く年間カード利用額が10万円未満の場合0.0%)
1742円相当

〇 豊富な投資信託ラインナップ!

SBI証券も投資信託の本数が十分揃っています。マネックス証券同様、「買いたい商品の取り扱いが無い…」と困ることはないでしょう。

〇 利用額10万円未満だと0.0%…

SBI証券では三井住友カードが発行するVポイントが貯まるカードでクレカ積立することができます(例:三井住友カード(NL)など)。

還元率はカードの年間利用額ごとに設定されていて、年会費無料カードの場合、クレカ積立以外のカード利用額が年間10万円以上だと0.5%ありますが、10万円未満だと0.0%で一切ポイントがもらえません。したがってクレカ積立だけのためにカードを作ってもまったく意味がないのでご注意ください。

SBI証券の詳細はこちら

4楽天証券

  投資信託の本数
(つみたて投資枠対象銘柄)
年会費無料カード
の還元率
オルカン1000万円保有でもらえる投信保有ポイント(年間)
楽天証券 238本 0.5%
(信託報酬の高い一部商品は1.0%)
なし

〇 豊富な投資信託ラインナップ!

楽天証券も投資信託の本数が十分揃っています。マネックス証券同様、「買いたい商品の取り扱いが無い…」と困ることはないでしょう。

〇 投信保有ポイントはすごく残念…

楽天証券では楽天カードを使ってクレカ積立することができます。還元率は信託報酬が高い一部の商品を除けば0.5%で、マネックス証券やauカブコム証券と比べるとやや見劣りします。

また、投信保有ポイントは自社グループが運用する6本のみが対象で、ほとんどの銘柄が対象外となっています。超人気銘柄の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が対象外なのは楽天証券だけ。これは非常に残念ですね。

楽天証券の詳細はこちら

まとめ

ここまでクレカ積立の証券会社選びで比較すべき3点と、それを踏まえたおすすめ証券会社ついて解説してきました。いま一度、ランキングを振り返ります。

  投資信託の本数
(つみたて投資枠対象銘柄)
年会費無料カード
の還元率
オルカン1000万円保有でもらえる投信保有ポイント(年間)
マネックス証券
(NTTドコモグループ)
233本 0.73%~1.1% 1752円相当
auカブコム証券 236本 1.0% 492円相当
SBI証券 248本 0.5%
(投信積立除く年間カード利用額が10万円未満の場合0.0%)
1742円相当
楽天証券 238本 0.5%
(信託報酬の高い一部商品は1.0%)
なし

選定ポイントは、以下のとおりです。

最後になりますが、クレカ積立をする目的は将来のための資産形成であって、ポイント付与はあくまでオマケと考えるべきでしょう。この記事を参考に、本来の目的を見失うことなく、より良い証券会社を選んでくださいね。

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