株の初心者におすすめ!10万円以下で楽しめる株主優待制度を教えます

2019.10.17更新
(2018.11.15公開)

株式

このページをシェアする

株の初心者におすすめ!10万円以下で楽しめる株主優待制度を教えます

株主優待を楽しむ程度に株をやりたいです。10万円で買える中からおすすめの株主優待を教えて!

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2019/10/17)

株主優待は、企業から株を買ってくれた人へのプレゼントです。最近では株主優待をきっかけに投資をはじめる人も増えてきました。そこで今回は、「株主優待でもらえるものとは?」「投資額10万円以下の魅力的な優待内容」「もらう時の注意点」「オトクなもらい方」について、やさしく解説します。

株主優待でもらえるものとは?

企業が株主優待で提供するものには、ざっくり分けると2つのタイプがあります。

1
自社サービス(製品)に関連するもの
主に、自社で使える商券や割引券、自社製品の詰め合わせ、オリジナルグッズなど。小売業やサービス業などの一般消費者向けビジネスを営む企業は、このタイプの優待を配布することが多い。
2
自社サービス(製品)に関連しないもの
主に、クオカード、ギフトカード、お米券などの金券類。ビジネスが一般消費者向けでない企業は、自社サービス(製品)を優待にすることが難しいため、このタイプの優待を配布することが多い。
企業が株主優待で提供するものには、自社サービス(製品)に関連するものと関連しないものの2つのタイプがある

オトク度だけでいえば、断然①がおすすめです。なぜなら、自社サービスや商品に関するものは、優待利回り(還元率)が高い傾向があるからです。

たとえば、家電量販店大手のヤマダ電機の株を100株購入すると5万1400円かかりますが、1年に500円割引券が6枚(3000円分)もらえます。優待利回りは5.84%です(2019年10月16日時点)。

一方で、①は使えない(使わない)人にとっては、もらっても無用なもの。近所にヤマダ電機がない人にとって、そこでしか使えない割引券はあまり嬉しくありませんよね。その点では、多少優待利回りが低くても、使い勝手が良い②を好む人もいるでしょう。

これらを踏まえて、10万円以下の投資額で買える銘柄の中から、①②それぞれの魅力的な株主優待をいくつかご紹介しましょう(データはすべて2019年10月16日時点のものです)。

購入金額10万円以下でもらえる魅力的な株主優待①
~自社サービス(製品)に関連する株主優待~

ゴルフダイジェスト・オンライン(3319)必要額6万6300円(100株)
総合ゴルフサイトの最大手企業。6月と12月にそれぞれ、「GDOゴルフショップ」で商品購入に使える2000円相当のクーポン1枚と、提携ゴルフ場の一部で使える1000円相当の「GDOゴルフ場予約」クーポン2枚がもらえる。ゴルフ好きは利用したい。優待利回り12.07%。

田谷(4679)必要額6万300円(100株)
直営美容室「TAYA」を全国にチェーン展開。100株保有すると3月と9月にそれぞれ、税込価格2200円相当の優待券を1枚ずつもらえる。優待券はカット・パーマ・カラー・トリートメント等の美容施術のほか、ヘアケア商品の購入にも使える。優待利回り7.30%。

ヤマダ電機(9831)必要額5万1400円(100株)
家電量販店の大手。店舗で使える500円割引券が3月に2枚、9月に4枚もらえる。1回のお買上げ金額が税込み1000円以上につき1000円ごとに1枚利用可能などの条件はあるものの、日用品の取り扱いもあるので意外と使い勝手がいい。優待利回り5.84%。

きちり(3082)必要額7万9000円(100株)
高級居酒屋『KICHRI』や、ハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」などを展開する外食チェーン。100株保有すると12月に自社店舗で使える3000円相当の優待券がもらえる。優待券でちょっとリッチな食事を楽しみたい人におすすめ。優待利回り3.80%。

購入金額10万円以下でもらえる魅力的な株主優待②
~自社サービス(製品)に関連しない株主優待~

原田工業(6904) 必要額8万6500円(100株)
自動車用アンテナで国内シェア1位。100株保有で3月にクオカード3000円分がもらえる。優待利回り3.47%。なお、1年以上継続保有の場合クオカードは1,000円増になり、その場合の優待利回りは4.62%になる。

小林洋行(8742) 必要額2万4700円(100株)
フジトミなどを子会社にもつ商品先物会社。100株保有で3月におこめ券2kg分がもらえる。おこめ券は、スーパーやドラッグストア等でお米以外の支払いにも使える。2kg分だと880円相当なので、優待利回りは3.56%になる。

サンメッセ(7883)必要額3万9700円(100株)
中京地区に基盤を持つ総合印刷の中堅企業。100株保有で3月にクオカード1000円分がもらえる。優待利回り2.52%。

クワザワ(8104)必要額5万3200円(100株)
北海道に基盤を持つ建設資材商社で、セメントや生コンクリートに強みを持つ。100株保有で3月にクオカード2000円分がもらえる。優待利回りは3.76%。

株主優待をもらう注意点とオトクなもらい方

ここまで、投資額10万円以下でもらえる魅力的な株主優待を紹介しました。10万円以下とはいえ、「良いものがもらえるな!」と感じていただけたのではないでしょうか。

最後に、株主優待をもらう際の注意点と、ちょっと得するもらい方をお伝えします。

株主優待をもらう際の注意点

まず注意点ですが、株主優待をもらうには、企業が定めた日(権利付き最終日)に株を持っている必要があります。極端な話、権利付き最終日に買って翌日に売却すれば、たった一日保有するだけでもらうことができますが、人気の優待だと権利付き最終日に向けて株価が上昇し、優待利回りが悪くなることも……。また、まれに「半年以上」や「1年以上」の継続保有を条件とする優待もありますので、駆け込みではなく、余裕をもった購入をおすすめします。

3月末に権利が確定する優待の場合

3月27日 4営業日前
3月28日 3営業日前 権利付き最終日
この日に株を持っていること(この日に買ってもOK)
3月29日 2営業日前 権利落ち日
この日に売っても優待品はもらえる
3月30日 1営業日前
3月31日 権利確定日
(決算日)

また、優待の内容は、変わる可能性もあります。株主へのサービス向上のために今までよりも充実させる場合もありますが、業績悪化を理由に内容を縮小したり、廃止したりすることも……。優待銘柄を購入する前に、企業のホームページなどで内容に変更がないか確認しましょう。その際、企業の業績もしっかりチェックしてくださいね。

次にオトクなもらい方ですが、たとえば、先ほど紹介した原田工業では100株以上保有を条件に3000円分のクオカードがもらえます。つまり、100株保有した場合でも、200株保有した場合でも、もらえるのは3000円分です。

そこで考えたいのが、家族がそれぞれ100株ずつ買う方法。夫が100株、妻が100株保有すると、家族全体としての投資額は同じでも、もらえるクオカードは6000円分になります。夫が1人で200株買うより、家族で名義を分けたほうが断然オトクというわけです。知ると知らないとでは大きな差がついてしまうので、こちらもぜひ覚えておいてください。

夫が1人で200株買うより、家族で名義を分けたほうが断然オトク

株主優待の魅力は、実際に優待品を受け取ってはじめて実感できるもの。思った以上に「嬉しい!」と感じるはずです。あなたも株主優待投資をスタートさせて、優待品をもらう喜びを味わってくださいね。

このページをシェアする

qa

株式に関するQ&A

そもそも株とはなんですか?株取引で儲かるとはどういう仕組みなんでしょうか?

株式

株を始めたいのですが超初心者で何から手をつけていいやら…。やり方を教えてください!

株式

株をはじめたいのですが、証券会社は何を比較して選ぶべきですか?おすすめの証券会社を教えて!

株式

どの株を買ってよいか悩みます。みなさんどう選んでいるのでしょう?おすすめの銘柄の選び方はありますか?

株式

日中は仕事で株の分析や売買する時間がとれません。こんな私にもできますか?

株式

株を買えば必ず配当金はもらえるのでしょうか?いつもらえますか?いくらもらえますか?

株式

株主優待を楽しむ程度に株をやりたいです。10万円で買える中からおすすめの株主優待を教えて!

株式

株価チャートの見方を教えてください。また、みなさんがどう使っているか教えてください。

株式

株の売買はスマホで簡単にできると聞きました。具体的に買い方と売り方を教えてください。

株式

株をやっていることを会社に知られたくないです。利益がでた場合、年末調整や確定申告でバレませんか?

株式

株式投資をするならNISAがお得と聞きました。そもそもNISAとは何ですか?何がお得なんですか?

株式

これから株を始める初心者が、特に注意すべきポイントはなんでしょうか?

株式