いつ貰える?いくら貰える?株の配当金に関する初心者の「?」を解決

2018.10.25

株式

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いつ貰える?いくら貰える?株の配当金に関する初心者の「?」を解決

株を買えば必ず配当金はもらえるのでしょうか?いつもらえますか?いくらもらえますか?

株式投資のメリットのひとつが配当金です。買ったときと売ったときの差額の利益と違って、株を持っているだけで安定的に利益を得ることができるので、配当金目当ての投資を考える方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、ここでは株の配当金に関する初心者にありがちな疑問を解決します。

そもそも株の配当金とは?

株の配当金とは、企業が上げた利益の一部を、オーナーである株主に還元するものです。

配当金を出す企業と出さない企業がある

ただし、すべての企業が配当金を出すわけではありません。業績が悪化して配当金を出せるだけの利益をあげていない会社は、配当金を出しません。また、会社が成長の途上にあるベンチャー企業などは、利益を出しても次のビジネスにつなげる設備投資に回すお金が最優先されます。そのため、配当金を出さないことが多いです。

配当金を目当てに投資する場合には、必ずその企業が配当を出しているかどうかを確認することが大切です。

株の配当金はいくらもらえる?

配当金の金額は、企業によって異なります。その企業の配当金が株価から見てオトクかどうかを判断するには、配当利回りという指標をチェックしましょう。

配当利回り(%)
=1株あたりの配当金÷現在の株価

たとえば、どちらも1株あたりの配当金が10円のA社とB社があるとします。A社の株価が1000円、B社の株価が500円だとすると、あなたはどちらにオトクを感じますか? もちろん、投資額が少ないB社ですよね。これが配当利回りです。前述した計算式に当てはめると、このようになります。

A社
1株あたりの配当金10円÷株価1000円=配当利回り 1%
B社
1株あたりの配当金10円÷株価500円=配当利回り 2%

なお、2018年10月24日時点の日経平均株価の平均配当利回り(予想)は2.04%となっています。なかには配当利回りが5~6%ある高配当銘柄も。配当金を目的に投資するなら、平均配当利回りより高い銘柄を狙いたいところです。

株の配当金はいつもらえる?どうすればもらえる?

配当金を出す時期や回数は企業によって異なるものの、日本では年に1~2回(本決算と中間決算の時期)もらえるケースが一般的です。なお、配当金をもらうには、決算日の3営業日前に株を持っている必要があります。日本では3月31日決算を行う企業が多いので、これをもとに説明しましょう。

配当金をもらうためには、いつまでに株を買えばいいか?

3月27日 4営業日前
3月28日 3営業日前 権利付き最終日
この日に株を持っていること(この日に買ってもOK)
3月29日 2営業日前 権利落ち日
この日に売っても配当はもらえる
3月30日 1営業日前
3月31日 権利確定日
(決算日)

上図のとおり、3月31日決算の企業の場合、3月28日の時点で株を持っている人に対して配当金をもらう権利が付きます。もちろん、当日に駆け込みで株を買った人にも権利が付きます。この日を「権利付き最終日」と呼びます。

権利付き最終日の翌営業日のことを「権利付落ち日」と呼び、この日に株を売っても配当金はもらえます。上図では3月29日が該当します。

「つまり、権利付き最終日に買って権利落ち日に売れば、1日持つだけで配当金がもらえるってこと?」と思われた方、その通りです。ただし、同じことを考えている人が多いため、権利付き最終日に向けて株価が急激に上昇し、権利落ち日に下がる傾向も……。できれば権利付き最終日の数週間前までに買っておくのが良いでしょう。

無事に配当をもらう権利を得たら、確定日から2ヶ月くらいで税引きされた金額の配当金を受け取れます。

株の配当金は口座振り込みでもらえる?

株の配当金は、以下のいずれかの方法で受け取ることができます。よほどの事情がない限りは、便利な「株式数比例配分方式」や「登録配当金受領口座方式」がおすすめです。

1株式数比例配分方式 おすすめ

保有している株数に応じて、証券会社の口座に入金される方法です。同じ銘柄を複数の証券会社で保有していると、それぞれの証券会社の口座での保有数に応じて配当金が入金されます。

2登録配当金受領口座方式 おすすめ

保有するすべての銘柄の配当金を指定した銀行口座で受け取る方法です。

3配当金受領証方式

配当金を受け取るための「配当金領収書」が自宅に郵送されるので、郵便局などの窓口で配当金を受け取ります。

4個別銘柄指定方式

銘柄ごとに配当金を受け取る口座を指定しておき、その口座に振り込んでもらいます。

配当金目当ての株投資は、どんな銘柄を選べばいい?

配当金目当ての株投資では、次の2点に注目して銘柄を選びましょう。

1配当利回りが高い銘柄

配当利回りとともに、業績のチェックも忘れずに行いましょう

前述の通り、2018年10月24日時点の日経平均株価の平均配当利回り(予想)は2.04%となっています。配当金を目的に投資するなら、平均配当利回りよりは高いものを狙いたいところです。

ただし、配当利回りが高いというだけで飛びつくのは避けたほうがいいでしょう。というのも、前述のとおり配当利回りは「1株あたりの配当金÷現在の株価」で算出します。業績好調で配当金が増えたのなら歓迎すべきことですが、中には業績悪化などの悪いニュースが出て株価が下がっただけの銘柄も……。配当利回りとともに、業績のチェックも忘れずに行いましょう

高配当利回り銘柄トップ10

銘柄名 予想配当利回り 株価
ベリテ 7.84 408
プロスペクト 7.69 39
松井証券 7.14 1,177
ナルミヤ・インターナショナル 6.46 1,223
KYB 5.91 2,538
東京エレクトロン 5.87 14,020
日産自動車 5.82 979.7
イーグランド 5.29 718
ミクシィ 5.24 2,365
ディア・ライフ 5.21 518

2018年10月25日現在

2連続増配銘柄

着実に配当をもらいたいなら、何年も連続して配当金を増やしている会社の株にも注目しましょう。続けて増配できるのは、業績が安定していたり、毎年利益が伸びている会社と言えるからです。

連続増配中の銘柄トップ10

銘柄名 連続増配年数
花王 29年
ユー・エス・エス 21年
SPK 21年
明光ネットワークジャパン 20年
小林製薬 20年
リコーリース 19年
三菱UFJリース 19年
しまむら 18年
トランコム 18年
ユニ・チャーム 17年
KDDI 17年

2018年8月31日現在

銀行預金が低金利の今、株の配当金は魅力大

ここまで、株の配当金に関する初心者が「?」になりがちなことについて解説してきました。配当金を目当てにした株投資は、安定した収入を得られるので、初心者にもおすすめできる方法といえます。メガバンクの定期預金金利が年0.01%の今、株の配当利回りは非常に魅力的と言えるでしょう。

この記事を参考に、あなたも魅力的な配当銘柄に投資してみませんか。

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