【2023年】米国株投資でおすすめのネット証券会社6選【コスパ最強はSBI】

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2023.08.03更新
(2023.03.27公開)

株式

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【2023年】米国株投資でおすすめのネット証券会社6選【コスパ最強はSBI】

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2023/8/3)

アップル、アマゾン、グーグルなど魅力的な企業が揃う「米国株」に注目が集まっています。それに伴い多くのネット証券が米国株の取り扱いに参入し、各社で激しいサービス競争が繰り広げられているようです。

そこで今回は、ネット証券各社の米国株サービスを徹底比較。おすすめネット証券とその理由について、わかりやすく解説します。

ネット証券の「米国株サービス」比較ポイントを解説

米国株投資でおすすめのネット証券ランキングを発表する前に、まずはネット証券の選び方について触れておきましょう。

米国株投資で利用するネット証券は、①取引コスト、②取扱銘柄、③板情報の有無を比較することが大切です。ひとつずつ解説しましょう。

米国株投資向けネット証券選び3つのポイント

① 取引コストが安いところを選ぶべし

取引コストが安いと嬉しい

まずは各社の取引コストをチェックしましょう。米国株の取引にかかるコストには「取引手数料」と「為替手数料」の2種類あります。

取引手数料とは1回の売買ごとにかかる手数料で、「約定代金×○%」という形で発生します(上限あり)。

為替手数料とは円から米ドル、米ドルから円への転換にかかる費用で、「1米ドルにつき○円」という形で発生します。米国株の売買は米ドルで行うため、この転換が必要なのです。

取引手数料 為替
手数料
SBI証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭(住信SBIネット銀行利用なら片道6銭)
DMM株 0米ドル (最低)
0米ドル
(上限)
0米ドル
片道25銭
マネックス証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
買付時0銭
売却時25銭
楽天証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭
auカブコム証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道20銭
松井証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭
GMOクリック証券
SBIネオトレード証券
岡三オンライン

※2023/8/3調査データ

各ネット証券の取引コストは、上表のとおりです(GMOクリック証券、SBIネオトレード証券、岡三オンラインは米国株の取扱いなし)。

ただ、これだと具体的なコストがイメージしにくいと思うので、売買金額ごとにいくつか例を挙げてみます。

100ドル分
取引する場合の
取引コスト
1,000ドル分
取引する場合の
取引コスト
10,000ドル分
取引する場合の
取引コスト
SBI証券 72 728 3,570
DMM株 25 250 2,500
マネックス証券 79 793 4,220
楽天証券 91 918 5,470
auカブコム証券 86 868 4,970
松井証券 91 918 5,470
GMOクリック証券
SBIネオトレード証券
岡三オンライン

※1米ドル135円、SBI証券の為替手数料は6銭、マネックス証券は(買付コスト+売却コスト)÷2で算出

いかがでしょう? 思っていたより「差」があるとお感じの方も多いのではないでしょうか?

取引回数が増えるほど、このコスト差がじわりじわりと効いてきます。なので、こまめな売買をお考えの方には、なるべく取引コストの安いネット証券をおすすめします。

② 取扱銘柄が多いところを選ぶべし

取扱銘柄が多いと嬉しい

国内株だとどのネット証券でも同じ銘柄を売買できますが、米国株は各社によって売買できる銘柄に違いがあります。これもチェックしたいポイントのひとつです。

アップル、アマゾン、グーグル(アルファベット)といった人気の大型銘柄はどこでも売買できますが、知る人ぞ知る小型銘柄を取扱うところは限られてきます。

ネット証券各社の米国株の取扱銘柄数は下表のとおり。値動きの大きいマニアックな小型銘柄に興味がある方は、できるだけ取扱銘柄が多いところを選ぶとよいでしょう。

取扱銘柄数
SBI証券 5,428銘柄
DMM株 2,434銘柄
マネックス証券 5,021銘柄
楽天証券 5,149銘柄
auカブコム証券 1,877銘柄
松井証券 2,877銘柄
GMOクリック証券
SBIネオトレード証券
岡三オンライン

※2023/8/3調査データ

③ 板情報があるところを選ぶべし

板情報があると嬉しい

株を売買する上で板情報を参考にしている方は多いと思います。板を見れば、「いくらで注文を出せば約定できそうか?」「いまは売り気配・買い気配どちらか?」などの状況が分かるので、絶対に欠かせないという方もいるでしょう。

この板情報、国内株だとどのネット証券も当たり前のように無料で提供してくれますが、米国株だとそうはいきません。そもそも提供しているところ自体が少なく、ましてや無料となるとSBI証券一社しかないのです。

米国株の売買をご検討中であれば、それだけでもSBI証券に口座を持つ意味がありますね。

板情報
SBI証券
(無料)
DMM株 ×
マネックス証券
(月額550円)
楽天証券
(月額2,200円)
auカブコム証券 ×
松井証券 ×
GMOクリック証券
SBIネオトレード証券
岡三オンライン

※2023/8/3調査データ

米国株投資でおすすめのネット証券会社ランキング2023

ここからは、3つのポイントを比較してわかった「米国株投資でおすすめのネット証券会社ランキング」を発表します。

各社の特徴も詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1位 SBI証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

米国株
評価
取引手数料 為替手数料 取扱
銘柄数
板情報
SBI証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭
(住信SBIネット銀行利用なら片道6銭)
5,428
銘柄

(無料)

〇 どこよりも安い為替手数料!

同じSBIグループの「住信SBIネット銀行」を使えば、為替手数料は片道6銭で済みます。しかもSBI証券口座への入金に手数料は一切かかりません。これにより、他社と比べて低コストで米国株を売買することができます

〇 板情報が無料なのはSBI証券だけ!

SBI証券なら、米国株の板情報を完全無料で見ることができます。これは数あるネット証券の中でもSBI証券だけのサービスです。取引コストの安さと合わせて、米国株コスパ最強のネット証券と言えます。

〇 取扱銘柄がどこよりも多い!

SBI証券の米国株は、どこよりも多い約5500銘柄を取り揃えています。知る人ぞ知る小柄株まで網羅しているので、ガッツリ米国株に取り組みたい方には断然おすすめです。

SBI証券の無料口座開設はこちら!

2位 DMM株

※表を横スクロールすると全体を確認できます

米国株
評価
取引手数料 為替手数料 取扱
銘柄数
板情報
DMM株 0米ドル (最低)
0米ドル
(上限)
0米ドル
片道25銭 2,434
銘柄
×

〇 米国株の取引手数料0円!

DMM株なら取引手数料0円で米国株を売買することができます。数あるネット証券でも、米国株の取引手数料が完全無料なのはDMM株だけです

〇 取扱銘柄が少ない&板情報の提供なし

DMM株の米国株サービスには、①取扱銘柄が少ない、②板情報の提供がない、というデメリットがあります。これが気にならない方であれば、十分満足できるでしょう。

DMM株の無料口座開設はこちら!

3位 マネックス証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

米国株
評価
取引手数料 為替手数料 取扱
銘柄数
板情報
マネックス証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
買付時0銭
売却時25銭
5,021
銘柄

(月額550円)

〇 買付時の為替手数料が0円!

マネックス証券は、買付時の為替手数料が完全無料0円サービスを提供しています(売却時は25銭)。これにより低コストで米国株を購入することが可能です。

〇 取扱銘柄が多い&板情報の提供あり

マネックス証券は、米国株の取扱銘柄が多いことでも有名です。また、「米国プレミアム株価情報(LV2)」を契約することで、米国株の板情報を見ることが可能です(月額550円)。

マネックス証券の無料口座開設はこちら!

4位 楽天証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

米国株
評価
取引手数料 為替手数料 取扱
銘柄数
板情報
楽天証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭 5,149
銘柄

(月額2,200円)

〇 楽天ポイントが貯まる・使える!

楽天証券は、米国株取引手数料の1%分を楽天ポイントで還元してくれます。また、貯まった楽天ポイントを米国株の購入代金&手数料に充当することも可能です。日頃から楽天経済圏を利用している方には、大変便利なネット証券でしょう

〇 取扱銘柄が多い&板情報の提供あり

楽天証券の米国株取扱銘柄は、5000以上あって非常に充実しています。また、「米国株オーダーブック(板情報)」の契約で、米国株の板情報を見ることも可能です(月額2,200円)。

〇 取引コストはあまり安くない…

ただし、取引手数料(約定代金の0.495%)も為替手数料(片道25銭)も他社に優るものがなく、取引コストの面で見劣りするのがやや残念なところです。

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5位 auカブコム証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

米国株
評価
取引手数料 為替手数料 取扱
銘柄数
板情報
auカブコム証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道20銭 1,877
銘柄
×

〇 片道20銭と努力しているが…

auカブコム証券は、為替手数料を片道20銭に設定して差別化を図っていますが、SBI証券(住信SBIネット銀行利用で6銭)や、マネックス証券(買付時0円)に比べるとパンチ不足は否めません。

〇 「MUFG×KDDI」大手2社の安心感!

auカブコム証券は、MUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)とKDDIの大手2社の資本が入る安心感が魅力のネット証券です。大切な資産を預けるならココという人も数多くいらっしゃいます。

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6位 松井証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

米国株
評価
取引手数料 為替手数料 取扱
銘柄数
板情報
松井証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭 2,877
銘柄
×

〇 強調材料に乏しい…

松井証券は、今回ランクインしているネット証券では最も後発で米国株の取り扱いを始めました。今のところ取引コスト的にも取扱銘柄的にも、特に強調できる材料がありません。今後の動向を見守りたいところです。

〇 「月曜から夜ふかし」でおなじみの桐谷さん愛用!

桐谷さんも愛用

松井証券は、テレビ番組「月曜から夜ふかし」でおなじみの株主優待名人・桐谷さんが30年以上愛用しているネット証券として知られています。

ネット証券としての認知度が高いため意外に思われるかもしれませんが、じつは大正7年創業、創業100年の歴史ある証券会社で、多くの利用者がその安心感もメリットの一つに挙げています。

松井証券の無料口座開設はこちら!

まとめ

ここまで「米国株投資でおすすめのネット証券」について解説してきました。いま一度、ランキングを振り返ってみましょう。

※表を横スクロールすると全体を確認できます

米国株
評価
取引手数料 為替手数料 取扱
銘柄数
板情報
SBI証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭
(住信SBIネット銀行利用なら片道6銭)
5,428
銘柄

(無料)
DMM株 0米ドル (最低)
0米ドル
(上限)
0米ドル
片道25銭 2,434
銘柄
×
マネックス証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
買付時0銭
売却時25銭
5,021
銘柄

(月額550円)
楽天証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭 5,149
銘柄

(月額2,200円)
auカブコム証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道20銭 1,877
銘柄
×
松井証券 約定代金の0.495% (最低)
0米ドル
(上限)
22米ドル
片道25銭 2,877
銘柄
×

※2023/8/3調査データ

選定ポイントは、以下のとおりです。

おすすめ6社をご紹介しましたが、「取引コスト」「取扱銘柄」「板情報の有無」の3点から総合的に考えるとSBI証券がもっともおすすめです。一方、取引コスト面だけを考えるのなら、DMM株が最有力候補になるでしょう。

この記事を参考に、あなたにとってベストなネット証券で米国株投資をはじめてくださいね。

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