【2025年】信用取引デビューにおすすめのネット証券会社4選!おすすめ理由もわかりやすく解説

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2025.10.07更新
(2025.06.09公開)

株式

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【2025年】信用取引デビューにおすすめのネット証券会社4選!おすすめ理由もわかりやすく解説

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2025/10/7)

「信用取引にチャレンジしてみたい!」
「どのネット証券でやっても同じかな?」

そんなあなたのために、信用取引デビューにおすすめのネット証券とその理由について、わかりやすく解説します。これから始めようという初心者の方は、ぜひ参考にしてください。

損しない!信用取引口座の比較ポイント

信用取引デビューにおすすめのネット証券を紹介する前に、まずは選び方について触れておきましょう。

信用取引デビューで利用するネット証券は、①取引手数料、②制度信用取引の買方金利、③制度信用取引の貸株料、④取扱市場を比較することが大切です。ひとつずつ解説します。

信用取引口座選び3つのポイント

1取引手数料が安いところを選ぶべし

はじめに比較したいのが、信用取引にかかる取引手数料です。現物取引同様、信用取引の取引手数料も各社で差があるので、しっかり比較しましょう

信用取引手数料
DMM 株 0円
SBIネオトレード証券 0円
楽天証券 0円
SBI証券 0円
三菱UFJ eスマート証券
(旧:auカブコム証券)
0円~
(0円は1日100万円の取引まで)
松井証券 0円~
(0円は1日50万円の取引までor25歳以下)
マネックス証券 99円~
PayPay証券

※2025年10月7日現在、大口優遇手数料を除く

主要ネット証券8社の信用取引手数料は上表のとおり。もっとも安いのは、DMM 株SBIネオトレード証券楽天証券SBI証券の4社で、どれだけ取引しても完全0円となっています。

三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)松井証券も0円~となっていますが、前者は1日100万円の取引まで、後者は1日50万円の取引まで(25歳以下のみ完全0円)という条件つき。取引額が多くなりそうな方は注意が必要です。

また、PayPay証券は、そもそも信用取引に非対応なのでご注意ください。

信用取引も各社で取引手数料が違う

2制度信用取引の買方金利が低いところを選ぶべし

信用取引では、担保として口座に入金した金額の約3.3倍のお金を借りて株を買うことができます。これが信用取引の大きなメリットで、たとえば手持ち資金が30万円の場合、現物取引なら30万円分の株しか買えませんが、信用取引なら約100万円分の株を買うことができるのです。

ただし、お金を借りるのですから、住宅ローンやマイカーローンと同じように金利が発生します。したがって、各社の金利もチェックすべき大事なポイントとなります。

ちなみに、信用取引には「制度信用取引」と「一般信用取引」の2種類あります。主な違いは次のとおりです。

制度信用取引 一般信用取引
対象銘柄 厳格な基準を満たす
制度信用銘柄
制度信用銘柄
以外も可
金利 一般信用取引より低めに
設定されることが多い
制度信用取引より高めに
設定されることが多い
返済期限 6ヶ月 無期限
ノコタン

どちらも一長一短ありますが、まだ信用取引に慣れていない初心者の方は「制度信用取引」を選ぶほうが良いでしょう。一般信用取引に比べて金利が低めに設定されていることが多いですし、取引所が「信用取引に適している」とお墨付きを与えた銘柄にのみ投資できる安心感も、不慣れな初心者にはメリットになります。

というわけで、先ほど紹介した主要ネット証券8社の制度信用取引の金利を見ていきましょう。

制度信用買方金利
(年率)
SBIネオトレード証券 2.30%
DMM 株 2.70%
楽天証券 2.80%
SBI証券 2.80%
マネックス証券 2.80%
三菱UFJ eスマート証券
(旧:auカブコム証券)
2.98%
松井証券 3.10%
PayPay証券

※2025年10月7日現在、大口優遇金利を除く

もっとも金利が低いのはSBIネオトレード証券の2.3%、逆に高いのは松井証券の3.1%でした。なお、この金利は年率で、実際は借りた日数で日割りされた額を支払います。

たとえば100万円を借りて株を買い、10日後に返済する際の金利は、以下のように計算します。

SBIネオトレード証券
(100万円×2.3%×10日)÷365日=630円
松井証券
(100万円×3.1%×10日)÷365日=849円

ごらんの通り、100万円を10日間借りた場合、SBIネオトレード証券と松井証券では200円以上の差があります。取引回数が増えたり、借りている期間が延びたりすると、さらに差が広がります。

余計なコストを避けるためにも、なるべく金利が低いネット証券を選びたいところです。

制度信用取引の買方金利をチェック

3制度信用取引の貸株料が安いところを選ぶべし

次に各社の貸株料も比較しておきましょう。

信用取引では、証券会社から株を借りて売りから入る「空売り」も可能です。貸株料とは、この「空売り」の際に発生するコストで、株を借りている間、金利のように掛かってきます。

貸株料も証券会社によって異なります。もちろん、余計なコストを避けるためには、なるべく低いところを選ぶべきです。早速、主要ネット証券8社の制度信用取引の貸株料を比較してみましょう。

制度信用貸株料
(年率)
DMM 株 1.10%
SBIネオトレード証券 1.10%
楽天証券 1.10%
SBI証券 1.10%
三菱UFJ eスマート証券
(旧:auカブコム証券)
1.15%
松井証券 1.15%
マネックス証券 1.15%
PayPay証券

※2025年10月7日現在、大口優遇貸株料を除く

もっとも貸株料が安いのはDMM 株SBIネオトレード証券楽天証券SBI証券の4社で、いずれも年率1.10%。それ以外の3社は1.15%と、わずかですが高くなっています。

貸株料も買方金利と同じく年率なので、実際は借りた日数で日割りされた額を支払います。たとえば、100万円分の株を借りて10日後に返済した場合の貸株料は、次のとおりです。

年率1.10%の4社
(100万円×1.10%×10日)÷ 365日=301円
年率1.15%の3社
(100万円×1.15%×10日)÷ 365日=315円

買方金利ほどの差はありませんが、それでも取引回数が増えると無視のできない金額になってきます。空売りにも挑戦したいとお考えの方は、貸株料が低い4社から選びたいですね。

制度信用取引の貸株料もチェック

4取扱市場にも目を配るべし

最後に、各社の取扱市場にも目を配りましょう。

国内の上場企業の多くは東京証券取引所を通じて株式上場していますが、なかには名古屋証券取引所・札幌証券取引所・福岡証券取引所といった地方取引所でのみ上場している企業もあります。そして、証券会社によっては、それら地方単独上場企業の株を信用取引できないところもあるのです。

東京証券取引所
(東証)
名古屋証券取引所
(名証)
札幌証券取引所
(札証)
福岡証券取引所
(福証)
DMM 株
三菱UFJ eスマート証券
(旧:auカブコム証券)
松井証券
マネックス証券 × ×
SBIネオトレード証券 × × ×
楽天証券 × × ×
SBI証券 × × ×
PayPay証券

※2025年10月7日現在

ごらんのとおり、すべての市場を信用取引できる証券会社は、DMM 株三菱UFJ eスマート証券松井証券の3社のみ。ネット証券大手のSBI証券、楽天証券でも、東京証券取引所で上場している銘柄しか取り扱っていません。

市場の枠に縛られず、すべての制度信用銘柄の中から売買する銘柄を選びたい人は、この点にもしっかり目を配って証券会社を選びましょう。

各社の取扱市場も要チェック

信用取引デビューにおすすめのネット証券会社4選

ここからは、4つのポイントを比較してわかった「信用取引デビューにおすすめのネット証券会社4選」を発表します。

各社の特徴も詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1DMM 株

※表を横スクロールすると全体を確認できます

信用取引
手数料
制度信用
買方金利
(年率)
制度信用
貸株料
(年率)
東京証券
取引所
(東証)
名古屋証券
取引所
(名証)
札幌証券
取引所
(札証)
福岡証券
取引所
(福証)
DMM 株 0円 2.70% 1.10%

※2025年10月7日現在、大口優遇貸株料を除く

〇 手数料・金利・貸株料すべて低コスト!

DMM 株の信用取引は、取引手数料・買方金利・貸株料いずれも低コストです。余計なコストを避けながら信用取引ができるおすすめのネット証券といえます。

〇 地方単独上場の銘柄も取扱い!

DMM 株の信用取引は、名古屋・札幌・福岡の地方取引所で単独上場している銘柄も取引きすることができます。市場の枠に縛られず、すべての制度信用銘柄の中から売買する銘柄を選びたい人にはとくにおすすめです。

〇 誰もが一度は聞いたことがある「なんでも」企業!

動画配信・電子書籍・ゲームといったエンタメ領域から、英会話やオンラインサロン、オンラインクリニック等々、「無いサービスがない」というくらい様々なサービスを手掛けるDMMグループ。実際にサービスを利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

DMM 株は、そんな有名企業「DMM」が提供するサービスなので、投資初心者の方でも比較的親しみやすいネット証券といえるでしょう。

DMM 株の詳細はこちら

2SBIネオトレード証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

信用取引
手数料
制度信用
買方金利
(年率)
制度信用
貸株料
(年率)
東京証券
取引所
(東証)
名古屋証券
取引所
(名証)
札幌証券
取引所
(札証)
福岡証券
取引所
(福証)
SBIネオトレード証券 0円 2.30% 1.10% × × ×

※2025年10月7日現在、大口優遇貸株料を除く

〇 信用取引のコスパ最強!

SBIネオトレード証券の信用取引は、取引手数料・買方金利・貸株料いずれも業界最安水準の低コスト。地方取引所で単独上場している制度信用銘柄の売買こそできませんが、とにかくコストを抑えたい人にはうってつけのネット証券です。

〇 ネット証券大手・SBI証券グループ!

初心者の方はSBIネオトレード証券という名前に耳馴染みがないかもしれませんが、その名のとおりネット証券大手・SBI証券のグループ企業です。SBI証券はフルラインナップのサービスで幅広い層を対象としていますが、こちらは信用取引に特化したサービスで信用取引がメインの層に選ばれています

SBIネオトレード証券の詳細はこちら

3楽天証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

信用取引
手数料
制度信用
買方金利
(年率)
制度信用
貸株料
(年率)
東京証券
取引所
(東証)
名古屋証券
取引所
(名証)
札幌証券
取引所
(札証)
福岡証券
取引所
(福証)
楽天証券 0円 2.80% 1.10% × × ×

※2025年10月7日現在、大口優遇貸株料を除く

〇 手数料・貸株料が低コスト!

楽天証券も信用取引コストが低コスト。買方金利こそSBIネオトレード証券、DMM 株に若干劣りますが、取引手数料・貸株料はともに業界最安水準なので、コストパフォーマンスを重視したい初心者の方におすすめのネット証券の一つです。

〇 こちらも企業知名度はバツグン!

企業知名度の高さでは「ネット証券最上位」と言っても過言ではない楽天証券。投資初心者の方でも「楽天のサービスを一度は利用したことがある」という方は多いのではないでしょうか。

なかでも「楽天ポイント」を貯めている方にはメリット大。貯まったポイントで株や投資信託を購入できるし、投資することで楽天ポイントが貯まるサービスもありますよ。

楽天証券の詳細はこちら

4SBI証券

※表を横スクロールすると全体を確認できます

信用取引
手数料
制度信用
買方金利
(年率)
制度信用
貸株料
(年率)
東京証券
取引所
(東証)
名古屋証券
取引所
(名証)
札幌証券
取引所
(札証)
福岡証券
取引所
(福証)
SBI証券 0円 2.80% 1.10% × × ×

※2025年10月7日現在、大口優遇貸株料を除く

〇 手数料・貸株料が低コスト!

SBI証券も信用取引コストが低コスト。楽天証券同様、買方金利こそSBIネオトレード証券、DMM 株に若干劣るものの、取引手数料・貸株料はともに業界最安水準なので、コストパフォーマンスを重視したい初心者の方におすすめのネット証券の一つです。

〇 グループ口座数は1,400万口座を突破!

SBI証券はネット証券で最大手の証券会社です。オンライン取引に抵抗のない若年層を中心に、すでに多くの方が利用しています(2025年6月時点のSBIグループ口座数は1,441万口座!)。

SBI証券の詳細はこちら

まとめ

ここまで「信用取引デビューにおすすめのネット証券会社4選」について解説してきました。いま一度、各社の比較表を振り返ってみましょう。

※表を横スクロールすると全体を確認できます

信用取引
手数料
制度信用
買方金利
(年率)
制度信用
貸株料
(年率)
東京証券
取引所
(東証)
名古屋証券
取引所
(名証)
札幌証券
取引所
(札証)
福岡証券
取引所
(福証)
DMM 株 0円 2.70% 1.10%
SBIネオトレード証券 0円 2.30% 1.10% × × ×
楽天証券 0円 2.80% 1.10% × × ×
SBI証券 0円 2.80% 1.10% × × ×
三菱UFJ eスマート証券
(旧:auカブコム証券)
0円~
(0円は1日100万円の取引まで)
2.98% 1.15%
松井証券 0円~
(0円は1日50万円の取引までor25歳以下)
3.10% 1.15%
マネックス証券 99円~ 2.80% 1.15% × ×
PayPay証券

※2025年10月7日現在、大口優遇貸株料を除く

選定ポイントは、以下のとおりです。

この記事を参考に、あなたにぴったりのネット証券で信用取引デビューしてくださいね。

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