私ならこれを選ぶ「つみたてNISAポートフォリオ2018」FP高山一恵編

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2018.01.29

NISA

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私ならこれを選ぶ「つみたてNISAポートフォリオ2018」FP高山一恵編

「つみたてNISA(積立NISA)」の対象となる投資信託が100本以上もあるなか、「どれを選べばよいのかわからない……」と悩む人は多いはず。そこで、たあんと編集部では、人気ファイナンシャルプランナー(FP)に直談判。「私ならこれを選ぶ!」という投資信託を紹介してもらいました。

第四回目の今回、ご執筆いただいたのはファイナンシャルプランナーの高山一恵さん。資産運用や女性のマネー事情に詳しい人気FPがご紹介する、つみたてNISA(積立NISA)商品とは?

※2024年からの「新NISA」をどこで始めるべきかお悩みの方は、【2023年】新NISAおすすめ口座5選【証券会社・銀行を比較】もあわせてご覧ください。

国内外の「株式」と「債券」に均等に投資しているバランス型投資信託からスタート!

私は、つみたてNISA(積立NISA)の対象商品のなかから、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」(ニッセイアセットマネジメント)の1本を選びました。

高山一恵さんが選んだ投資信託と投資資産の割合

これから投資を始めるという初心者の方に向けて選びました。数あるつみたてNISA商品の中から、なぜこの1本を選んだのか? その理由を説明していきます。

ポイント1国内株式・国内債券・外国株式・外国債券の4資産に均等分散投資

例えば、株式だけと1つの資産のみに投資している投資信託だと、値上がりによるリターンが大きくなる可能性がある一方で、値下がりするリスクも大きくなります。特に投資初心者の方が選ぶことを考えると、値動きの異なる「株式」と「債券」などに分散投資しているバランス型ファンドから始めるのがよいと考えます。

そんなバランス型ファンドの中でも、今回私が選んだ「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」は、「国内株式」と「国内債券」だけではなく、「外国株式」と「外国債券」にも投資しています。外国の資産は、為替の変動により、国内の資産とは異なる値動きをするので、さらにバランスよく分散投資ができる効果も見込めます。

しかも、「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」の4つの資産を25%ずつ均等に投資しているので、シンプルで分かりやすいのも良いですね。

ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」は、4つの資産を25%ずつ均等に分散投資しているバランス型ファンド

ポイント2値動きが指数に連動するので分かりやすい

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」は、4つの資産が下記の代表的な指数に連動して運用されているので、値動きがわかりやすいのも特徴のひとつです。

  • 国内株式:TOPIX(配当込み)
  • 国内債券:NOMURA-BPI総合
  • 外国株式:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)
  • 外国債券:シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)

例えば、国内株式についてはTOPIX(東証株価指数)に連動して運用されていますが、TOPIXの値動きはニュースなどですぐに確認することができます。初心者としては、投資対象が明確で、値動きの分かりやすい投資信託だと安心して投資できると思います。

ポイント3「リバランス」を運用会社で行ってくれるので便利

運用している間は、Aという資産は値上がりし、Bという資産は値下がりするといった具合に、当初設定していた資産配分の比率が変動します。資産配分の比率が大きくズレたまま運用を続けると、保有する資産全体の価格変動リスクが高くなることがあります。そのため、資産を元の比率に戻す「リバランス」という作業を行う必要があるのです。

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」では、25%ずつ均等に投資している4つの資産の配分バランスを崩さないよう、運用会社がリバランスを年に複数回、自動的に行ってくれるので、自分が望む比率で運用を続けることができます。

自動リバランスはこんなに便利!

自動リバランス

ポイント4つみたてNISA対象商品の中でも信託報酬が低い

つみたてNISA対象のバランス型ファンドの信託報酬(運用管理費用)は平均で年率0.38%(税込)ですが、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」の信託報酬は年率0.23652%(税込)。非常に低い水準といえます。

ポイント5換金手数料が無料

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」は、信託報酬が低いだけではありません。購入時の手数料はもちろん、売却時にかかる「換金手数料」も無料なので、コストの面で安心して投資できます。

以上、私が選んだつみたてNISA(積立NISA)商品について、その理由を解説しました。今回は、初心者の方向けの投資信託についてお話ししてきましたが、投資に慣れてきたら、例えば、新興国株式型の投資信託に挑戦してみたり、複数の投資信託をチョイスして投資してみたりして、自分なりのベストバランスを見つけていくとよいでしょう。

今回、取り上げた投資信託を取り扱っている金融機関は以下のとおりです。

つみたてNISAは金融機関ごとに取り扱う商品が異なります。金融機関選びを間違えると、これらの商品が買えなくなるので注意しましょう。詳しくはこちらをご覧ください。

※投資にはリスクを伴います。投資に関する最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

今回、回答いただいたのは
ファイナンシャルプランナー・高山一恵さん

高山一恵さん

Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー

慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Café』を運営。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。
ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー1級。

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