【2025年】大手銀行のiDeCo(イデコ)プランを徹底比較!おすすめ銀行はココだ!

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2025.11.07更新
(2023.09.13公開)

iDeCo(イデコ)

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【2025年】大手銀行のiDeCo(イデコ)プランを徹底比較!おすすめ銀行はココだ!

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2025/11/7)

iDeCo(イデコ)を銀行で始めたい人も多いでしょう。特に身近な存在である大手銀行なら、安心感もあります。でも、大手銀行ならどこでもOK、というわけではないんです。

というのも、iDeCoのプランは銀行ごとにさまざまだからです。何となくで選ぶと後悔することも…。そこでこの記事では、iDeCoにおすすめの銀行とその理由を解説します。参考にしてくださいね。

iDeCo(イデコ)の大手銀行3つの比較ポイント

iDeCo(イデコ)おすすめ銀行を発表する前に、まずは銀行の選び方について触れておきましょう。

iDeCoをはじめる銀行を選ぶ際に大切なのは、「口座管理手数料」「定期預金の有無」「投資信託の手数料」の3つです。

iDeCoの銀行選び3つのポイント

1. 口座管理手数料が一番安い銀行を選ぶべし

口座管理手数料とは、iDeCo(イデコ)で毎月支払う手数料です。

iDeCoを始める際の初期費用は全ての金融機関で同じ2829円ですが、口座管理手数料は銀行(金融機関)ごとに異なります

まずは大手銀行5社(7プラン)の口座管理手数料を比較してみましょう。

銀行名 初期費用 口座管理
手数料
りそな銀行
(りそなiDeCo(運営管理機関手数料無料型))
2829円 171円
三井住友銀行
(みらいプロジェクト)
2829円 171円
三井住友銀行
(標準コース)
2829円 431円
ゆうちょ銀行 2829円 430円
みずほ銀行 2829円 431円
(条件クリアで
月171円)
三菱UFJ銀行
(ライトコース)
2829円 431円
三菱UFJ銀行
(標準コース)
2829円 556円

※条件:「残高or掛金累計額が50万円以上」または「掛金拠出あり&メルアド登録&目標金額登録」

上表を見ると、大手銀行の中でも口座管理手数料に差があることが分かります。最安の銀行は月171円、最も高い銀行は月556円と、その差は385円になります。

口座管理手数料

少ない差に見えるかもしれませんが、1年後には4620円、10年後には4万6200円もの差が付きます。コストを安く抑えられる銀行を選ぶべきなのは、言うまでもありませんよね。また、コストを最安にできても条件達成といった手間がかかるところも避けるべきでしょう。

大手銀行で口座管理手数料が無条件で最安なのは、りそな銀行(りそなiDeCo(運営管理機関手数料無料型))、三井住友銀行(みらいプロジェクト)の2社です。なお、両社の口座管理手数料(月171円)は業界でも最安水準です。

2. 定期預金に積み立てできる銀行を選ぶべし

次に、定期預金に積み立てできるかどうかをチェックしましょう。

iDeCoでは毎月自分で決めた金額を投資信託や定期預金などの金融商品に積み立てますが、商品ラインナップは銀行ごとに異なります。

どこでも取り扱いがある

投資信託(元本変動型)→定期預金よりも大きな利益を狙える

取り扱いがない場合がある

定期預金(元本確保型)→利益(金利)は少ないが、ほぼ確実に資産を守れる

定期預金の取り扱いがないと、資産を守る選択ができません。さまざまな選択肢がある方が有利ですから、定期預金の取り扱いがある銀行を選びましょう。

銀行名 定期預金への積み立て
りそな銀行
(りそなiDeCo(運営管理機関手数料無料型))
三井住友銀行
(みらいプロジェクト)
×
三井住友銀行
(標準コース)
ゆうちょ銀行
みずほ銀行
三菱UFJ銀行
(ライトコース)
三菱UFJ銀行
(標準コース)

先ほどの大手銀行5社(7プラン)のうち、三井住友銀行(みらいプロジェクト)だけが定期預金の取り扱いがないので要注意です。

3. 投資信託の手数料の安さもチェックすべし

投資信託の手数料が安いところを選ぶべき!

最後に、各銀行が取り揃える投資信託の手数料を比較しましょう。

投資にあまり詳しくない人のためにざっくり説明すると、投資信託は保有している間、「保有残高×数%(年率)」の手数料がかかります。これは、あなたに代わって預かったお金を運用してくれる人に支払う運用代行手数料のようなものです。

この手数料は投資信託の銘柄ごとに差があり、どの投資信託をラインナップに組み入れるかは銀行によって異なります。そのため、銀行選びの段階で目を光らせておかないと、結果的に手数料の高い投資信託を選ばざるを得なくなることもあるのです。

保有残高100万円にかかるインデックスファンド年間手数料(信託報酬+その他経費、単位は円)

※表を横スクロールすると全体を確認できます

  りそな銀行
(りそなiDeCo
(運営管理機関手数料無料型))
三井住友銀行
(みらい
プロジェクト)
三井住友銀行
(標準コース)
ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三菱UFJ銀行
(ライトコース)
三菱UFJ銀行
(標準コース)
国内株式 1,700 1,820 2,800 1,600 2,210
国内債券 1,500 1,800 2,800 1,600 4,440 1,800
先進国株式 2,600 1,540 1,540 2,950 1,290 6,810 2,560
先進国債券 2,260 2,700 3,370 2,100 6,770 2,510
新興国株式 6,000 5,790 4,450 4,210
新興国債券 6,160
国内REIT 1,940 5,570 2,800 4,450
先進国REIT 2,860 4,060 3,500 4,040 7,180

※2025年11月7日時点の最新交付運用報告書の「1万口当たりの費用明細」「総経費率」を参考に算出

※国内株式はTOPIX、国内債券はNOMURA-BPI総合、先進国株式はMSCIコクサイ、先進国債券はFTSE世界国債インデックス(除く日本)、新興国株式はMSCIエマージング・マーケット・インデックス、新興国債券はJPモルガン GBI-EM グローバル ディバーシファイド、国内リートは東証REIT指数、先進国リートはS&P先進国REIT指数(除く日本)連動インデックスファンドの手数料を比較

大手銀行5行がiDeCoのラインナップに組み入れている主な投資信託の手数料は上表のとおり。これを見ると、りそな銀行とみずほ銀行が低コストの投資信託を取り揃えていることがわかります。前述した「口座管理手数料」「定期預金の有無」も含めて大手銀行のiDeCoを比較すると、最もバランスが良いのはりそな銀行と言えそうです。

より良い条件を求めるなら、銀行より断然「ネット証券」

ここまでiDeCoで利用する銀行3つの比較ポイントを解説してきました。大手銀行のなかでは、りそな銀行が最もバランスが良いことがお分かりいただけたと思います。

ただし、そんなりそな銀行も、ネット証券のiDeCoと比べると太刀打ちできないのが現実です。

金融機関名 初期費用 口座管理
手数料
定期預金の有無
りそな銀行
(りそなiDeCo(運営管理機関手数料無料型))
2829円 171円
SBI証券 2829円 171円
松井証券 2829円 171円
マネックス証券 2829円 171円
楽天証券 2829円 171円

先ほど挙げた3つの比較ポイントのうち、①口座管理手数料、②定期預金の有無については、ネット証券とりそな銀行で遜色ありません。大きく違うのは投資信託の手数料です。

保有残高100万円にかかるインデックスファンド年間手数料(信託報酬+その他経費、単位は円)

※表を横スクロールすると全体を確認できます

  りそな銀行
(りそなiDeCo
(運営管理機関手数料無料型))
みずほ銀行 SBI証券 松井証券 マネックス
証券
楽天証券
国内株式 1,700 1,600 1,470 1,470 1,600 1,820
国内債券 1,500 1,600 1,350 1,350 1,350 1,600
先進国株式 2,600 1,290 1,170 1,240 1,240 1,290
先進国債券 2,260 2,100 1,700 1,700 1,700 2,100
新興国株式 6,000 4,450 3,010 3,010 3,010 5,910
新興国債券 3,350 3,350 3,350 6,160
国内REIT 1,940 2,800 2,800 1,910 1,900 3,060
先進国REIT 2,860 4,040 3,790 2,760 3,790 3,790

※2025年11月7日時点の最新交付運用報告書の「1万口当たりの費用明細」「総経費率」を参考に算出

※国内株式はTOPIX、国内債券はNOMURA-BPI総合、先進国株式はMSCIコクサイ、先進国債券はFTSE世界国債インデックス(除く日本)、新興国株式はMSCIエマージング・マーケット・インデックス、新興国債券はJPモルガン GBI-EM グローバル ディバーシファイド、国内リートは東証REIT指数、先進国リートはS&P先進国REIT指数(除く日本)連動インデックスファンドの手数料を比較

大手銀行5行を比較した際にトップを争ったりそな銀行とみずほ銀行ですが、ネット証券大手4社の中に入ると、ごらんの通りまったく歯が立ちません。

「どうしても慣れ親しんだ銀行で始めたい」ということであれば、無理に考え直す必要はありません。しかし、そこまで銀行にこだわりがなく、少しでもムダなコストを抑えてiDeCoを始めたい方であれば、銀行ではなくネット証券の利用を検討する価値は十分にあります

低コストでiDeCoを始められるネット証券はこちらです

SBI証券

SBI証券はネット証券で最大手の証券会社です。オンライン取引に抵抗のない若年層を中心に、すでに多くの方が利用しています(2025年9月時点のSBIグループ口座数は1,475万口座!)。

iDeCoサービスにも力を入れており、口座管理手数料・投資信託の手数料とも業界最安水準の低コストを実現。ムダなコストを抑えてiDeCoを始めたい方におすすめです。

SBI証券のiDeCo資料請求はこちら!

松井証券

松井証券は、テレビ番組「月曜から夜ふかし」でおなじみの株主優待名人・桐谷さんが30年以上愛用しているネット証券として知られています。

とくに低コスト投資信託の品揃えには定評があり、iDeCoのラインナップにおいても手数料の安い銘柄が数多く組み入れられています。利用者に優しいネット証券です。

松井証券のiDeCo資料請求はこちら!

マネックス証券(NTTドコモグループ)

NTTドコモの子会社であるマネックス証券は、ドコモユーザーに特におすすめのネット証券です。おすすめポイントは大きく2つ。1つは投資信託の積立にdカードが使えて、積立金額に応じたdポイントが貯まること。もう1つは投資信託の保有残高に応じてdポイントが還元されることです。

惜しむらくは、現時点でこれらのサービスがiDeCoに未対応であること。とはいえ、ドコモユーザーなら今後のサービス拡充を見据えてマネックス証券で始めるという選択肢も十分アリでしょう。

マネックス証券(NTTドコモグループ)のiDeCo資料請求はこちら!

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