公務員のためのiDeCo(個人型確定拠出年金)特集

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リアル公務員がFPに相談 vol.3「節税しながらお金を増やせる」iDeCoへの切なる思い

リアル公務員がFPに相談 vol.3「節税しながらお金を増やせる」iDeCoへの切なる思い

江崎瀬里奈さん(仮名)は公立小学校の先生をされている公務員。すでにiDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)の運用を開始しています。江崎さんはなぜiDeCoを始めたのか? iDeCoの加入手続きを始める際にとまどったことは? 江崎さんに赤裸々に語っていただきました。

高山一恵(たかやま・かずえ)さん

高山一恵(たかやま・かずえ)さん

ファイナンシャルプランナー、(株)Money&You取締役。慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Café』を運営。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。

江崎瀬里奈さん(仮名/44歳・公務員)

江崎瀬里奈さん(仮名/44歳・公務員)

都内で公立小学校の先生を務める。シングルなので、将来の老後資金を自分で準備しなければならないと考えるようになったときにiDeCoに出合い、加入を決断。すでにiDeCo口座を開設し、運用をスタートしている。

副業できないならiDeCoで節税しながらお金を増やす!

高山さん:
江崎さんがiDeCoを始めようと思ったきっかけは何ですか?
江崎さん:
最近、会社員の副業を解禁する風潮になっていますが、残念ながら公務員は副業できません。一方で昔と違い、お給料も右肩で上がるわけではないので、お金にも働いてもらってお金を増やさなくてはと思ったんですよね。そんなときネットサーフィンしていたら、資産運用セミナーを見つけて出席したんです。そこでiDeCoについて教えてもらって、このiDeCoは始めた方がいいなと思いました。
高山さん:
確かに公務員の方は副業ができないですもんね。そもそもiDeCoについて、職場からの告知・紹介はなかったんですか?
江崎さん:
全くありません。職場の先生たちの多くは、iDeCoについて知らないんじゃないかな。それに保守的な方が多いので、資産運用に興味がある方も少ないと思います。そもそもお金の話をすること自体タブーみたいな雰囲気なので、あまり話しませんが。
高山さん:
では、江崎さんがiDeCoを知ることができたのはラッキーだったんですね。
江崎さん:
そうですね。iDeCoを知ってよかったと思ったのは、お金を増やせることのほかに、節税できるところですね。私は独身なのですが、独身の場合、税金が優遇されるところって少ないんですよね。運用の結果は、経済状況次第で大きく左右されますが、節税は確実にできますよね。iDeCoで節税できるのは、すごく魅力的に見えました。

iDeCoの節税効果について話す江崎さん

公務員の退職金は約400万円減る!?

高山さん:
ちなみに江崎さんは、公務員の方の退職金が減らされているのはご存じでしたか?
江崎さん:
学校から説明は受けていて、なんとなく退職金が減るということは聞いていました。でも、日々忙しいし、老後はまだ先のことだしという感じで……。私の職場の人でも真剣に考えている人はいないかもしれないですね。
高山さん:
なるほど。実は公務員の年金や退職金の減額は実施されています。退職金については約400万円の引き下げが実施済みなんですよ。

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江崎さん:
えーっ、400万円もですか! それは知らなかった……。
高山さん:
400万円の引き下げって結構インパクトありますよね。ですから、将来のためにiDeCoを使って、自分自身で年金を作るというのは意義深いことなんですよ。
江崎さん:
これからは、ますます国も会社もあてにできない時代ですね。自分の身は自分で守らなくては!

口座開設までの道のりは長かった!

江崎さんの話を親身に聞く高山さん

高山さん:
ところで江崎さんは、いつiDeCoの口座を開設したのですか?
江崎さん:
2018年5月です。資料請求したのは3月頃ですので、口座開設まで2カ月ほどかかりました。意外に長かったです(笑)。
高山さん:
よく申込書類の記入でつまずくという方が多いのですが、江崎さんはいかがでしたか?
江崎さん:
申込書の記入自体は大丈夫でした。でも、「事業主の証明書」の提出のところでつまずいてしまいまして……。
高山さん:
事業主の証明書でつまずくという話はよく聞きます。iDeCoへの加入手続きの際、勤務先に事業主の証明書を記入してもらう必要がありますからね。

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江崎さん:
事業主の証明書を記入してもらうために、担当者のところに行ったのですが、そもそもiDeCoについてよくわかっていないようでした。ですから、まずiDeCoについて調べてもらう必要があったので、そこで時間がかかりましたね。そんな状況ですから、事業主の証明書にも何を記入すればよいのかわからなかったみたいでした。実は、先ほどお話しした資産運用セミナーでiDeCoの申込書の書き方がわかりやすく解説してある書籍をもらったのですが、その本を担当者に見せてあげて、それをもとに記入してもらいました(笑)。
高山さん:
そうだったんですか。学校側で担当の方に対する研修のようなものはないんですね。
江崎さん:
ないですよ。そもそも私たちもiDeCoについて知らされていなかったのですから。それと、手続きが遅れた理由としては、私が不在の時に口座開設の書類が届いていたので、なかなか書類を受け取れず、遅くなってしまったというのもありますね。

iDeCoの口座開設も無事完了し、運用を開始した江崎さん。vol.4では、現在の掛け金額やその割合、運用資産残高についても教えていただきました。ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんが商品選びや運用方法についてアドバイスします!

vol.4はこちら【vol.4】退職金を取り戻すために選んだiDeCo商品と投資手法