スマホ決済(ペイ)とは?使うとどんなメリット・デメリットがある?

2020.08.06更新
(2020.07.07公開)

スマホ決済(ペイ)

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スマホ決済(ペイ)とは?使うとどんなメリット・デメリットがある?

スマホ決済(PayPayなど)に興味があります。使うことでどんなメリット・デメリットがありますか?

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2020/8/6)

「PayPay(ペイペイ)使えます!」お店の前にそんなポスターやのぼりがあるのを見たことがあるでしょう。PayPayはスマホを使ってかんたんに支払いができる「スマホ決済」のアプリのひとつです。

他にも、楽天ペイ・d払い・LINE Pay・メルペイ・au PAYなど、スマホ決済のアプリはたくさんあります。でも、「気になるけどよくわからない」「手が出しにくい」という方もいるでしょう。そこで今回は、「スマホを使って決済ってどういう仕組み?」「使うことでどんなメリット・デメリットがある?」をやさしく解説していきます。

スマホ決済(ペイ)の決済は「バーコード」をやりとりするだけ

まずは、「スマホを使って決済ってどういう仕組み?」から解説しましょう。スマホ決済の買い物はとっても簡単。たとえばPayPayの場合、次の2通りの方法があります。

決済方法1:バーコード支払い

アプリを起動して、画面下部中央の「支払う」をタップ
画面に表示されたバーコード・QRコードをお店の人に読み取ってもらう

→支払い完了!

スマホ決済(ペイ)の決済方法1:バーコード支払い

決済方法2:スキャン支払い

アプリを起動して、画面左の「スキャン」をタップ
カメラが起動するので、お店にあるQRコードを読み取る
支払う金額を自分で入力し、お店の人に見せた上で「支払う」をタップ

→支払い完了!

スマホ決済(ペイ)の決済方法2:スキャン支払い

どちらの方法が使えるかはお店によって異なりますが、どうでしょう? いずれの方法も、とっても簡単ですよね!

スマホ決済(ペイ)の支払いは「前払い」「後払い」両方可能

ここで疑問なのが、「実際のお金の支払いはどうするの?」ですよね。

クレジットカードは後から使った分だけ請求がくる「後払い」方式です。電子マネーにも後払い方式のものがありますが、おなじみなのは前もってお金をチャージしておく「前払い」方式でしょう。

対して、スマホ決済の支払い方法は、「前払い」と「後払い」の両方から、好きな方法を選ぶことができます。

この手順もとっても簡単です。ここでもPayPayを例にみていきましょう。

前払いの方法(事前チャージ)

PayPayへのチャージの方法は、「銀行口座」「クレジットカード(ヤフーカードのみ)」「セブン銀行ATM」「ヤフオク!・PayPayフリマの売上金」「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」などの方法があります。

もっとも楽チンなのが「銀行口座」「クレジットカード(ヤフーカードのみ)」「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」で、一度登録しておけば、あとはチャージしたい金額を入力して「チャージ」をタップするだけでOK。いつでもどこでも100円以上1円単位からチャージができます。

スマホ決済(ペイ)の前払いの方法(事前チャージ)

後払いの方法(クレジットカードなど)

PayPayの場合、本人名義のクレジットカード(VISA、Mastercard、JCB(ヤフーカードのみ))を登録することで、後払いができます。使った分だけ支払うので、チャージ金のように残高が残ってしまうこともありません

後払いの方法(クレジットカードなど)

前払いでも、後払いでも、手数料は一切かかりません。となると、「スマホ決済各社はどうやってお金を稼いでいるの?」と思われるかもしれませんね。

実は、今のところ、はっきり言って儲かっていません。スマホ決済はまだ新しいサービスで、各社が覇権争いを繰り広げているところなのです。

しかし、儲かっていないのはあくまで「今のところ」です。これから覇権を手にするようなスマホ決済が登場すれば、店舗や利用者から手数料を集めるようになることでしょう。また、たくさんの人の「お金の使用履歴」をビッグデータとして集め、広告やマーケティングに生かすということもできるかもしれません。今は、その前段階にあるといえるでしょう。

スマホ決済(ペイ)のメリット・デメリット一挙紹介

ここまでスマホ決済の仕組みについて解説してきました。ここからは、スマホ決済を使うことのメリットとデメリットをあげていきます。

メリット1お財布いらずで買い物できて便利

スマホ決済を使えば、買い物のときに現金がいらなくなります。「小銭がない」などとレジの前で慌てる必要もありませんし、スピーディです。万が一チャージの残高が足りなくても、手元の操作ですぐチャージできるのでスマートですね。

スマホ決済(ペイ)のメリット1:お財布いらずで買い物できて便利

メリット2ポイントがもらえてお得

中にはスマホ決済をするだけで、ポイントがもらえるアプリがあります。ポイントは1ポイント=1円で利用できます。現金払いではもらえないポイントですから、スマホ決済を利用するだけでお得になります。

また、クレジットカードと組み合わせると、クレジットカードのポイント+アプリのポイントで二重取りも可能。さらに、期間限定のキャンペーンなどで還元ポイントが大幅アップされることも。ますます使う人と使わない人の差がつくでしょう。

スマホ決済(ペイ)のメリット2:ポイントがもらえてお得

メリット3アプリ限定のサービスも活用できる

たとえば、誰かにお金を送る送金サービス。もし、銀行を使ってお金を送るとなると、1回数百円の手数料がかかります。でも、スマホ決済アプリを利用すれば、手数料無料でお金を送ることができます。しかも銀行に足を運ぶ必要もありません。手軽ですね。

ほかにも、飲み会の費用を割り勘できる割り勘サービス、割引クーポンの配信サービスなど、現金決済ではできないお得なサービスがいろいろあります。

スマホ決済(ペイ)のメリット3:アプリ限定のサービスも活用できる

メリット4家計管理が楽になる

スマホ決済ならば、いつ、どのお店に、いくら支払ったという利用履歴が残ります。これを後から振り返れば、お金の管理が楽にできます。現金でもレシートを取っておけばいいのかもしれませんが、なくしたり、もらい忘れたりすることもあります。スマホ決済なら、それを防げます。

また、毎月いくら使ったのか、集計もスマホ決済なら簡単。グラフで見やすく示してくれるサービスもあります。

スマホ決済(ペイ)のメリット4:家計管理が楽になる

メリット5ポイントが運用できる

PayPayでもらえる「PayPayボーナス」、d払いでもらえる「dポイント」など使って、資産運用の体験(ポイント運用)ができます。設定すると、投資信託やETF(上場投資信託)といった商品の値動きに合わせて、ポイントが増減します。厳密には、これらの商品を購入しているわけではないのですが、値動きは本格的。増えればその分ポイントがたくさんもらえますが、減ったらポイントも減ります。

投資に興味はあるけど、自分のお金を出すのはちょっと…という方でも試しやすいサービスです。

スマホ決済(ペイ)のメリット5:ポイントが運用できる

デメリット1スマホへの依存度が高くなる

電話にSNSにネットにカメラ…今やいろいろな機能がスマホに集中しています。そのうえ、お金の機能までスマホにおまかせとなると、いよいよスマホへの依存度が高くなってしまいます。スマホ決済はスマホの充電が切れてしまうと使えませんので、バッテリー切れには注意が必要です。

スマホ決済(ペイ)のデメリット1:スマホへの依存度が高くなる

デメリット2不正利用される可能性もある

クレジットカードや電子マネーと同様、スマホ決済も悪意のある人によって使われてしまう恐れもないとはいえません。過去には、個人情報が流出してしまった事例もあります。しかし、最近は各社のセキュリティ対策も練られていますし、万が一不正に利用された場合の補償制度も整ってきていますので、過度に心配する必要はないでしょう。

スマホ決済(ペイ)のデメリット2:不正利用される可能性もある

デメリット3気軽に使いすぎてしまう恐れがある

スマホ決済は、何気ない普段の買い物でもポイントがもらえてお得になります。それゆえ、つい「ポイントがもらえるから買っちゃおう」と、財布のひも(スマホのロック?)が緩みがちです。

確かにお得ではあるのですが、だからといって必要でもないものを買ってしまうようでは、せっかくのお得が無意味になってしまいます。ですので、スマホ決済は毎月の予算を決めて利用するようにしましょう。

スマホ決済(ペイ)のデメリット3:気軽に使いすぎてしまう恐れがある

まとめ

スマホ決済の仕組みやメリット・デメリットについて解説してきました。スマホを使うだけで現金いらず、スマートに支払いができるスマホ決済。現金払いでは受けられないポイント還元やサービスも活用できるため、よりお得になること間違いありません

なお、2020年8月現在スマホ決済主要6サービスのポイント還元は以下のとおりとなっています。

    基本還元率
(残高払いの場合)
備考
PayPay 街のお店 0.5% 利用状況に応じて最大1.5%(Yahoo系サービスは最大2.0%)
ネット 0.5%
(yahoo系サービスは1.0%)
楽天ペイ 街のお店 1.0%
ネット
メルペイ 街のお店 還元なし
ネット
LINE Pay 街のお店 還元なし VISA LINE Payクレジットカード払いの場合のみ1.0~3.0%
ネット
d払い 街のお店 0.5% 利用状況に応じて最大7.5%
ネット 1.0% 毎週金曜・土曜は3.0%
au PAY 街のお店 0.5%
(ローソンは4.0%)
毎月3日・13日・23日の三太郎の日はローソンで7%(auユーザーは10%)
ネット 還元なし

スマホ決済のアプリは無料で利用できるので、ぜひ一度ダウンロードして、その便利さやお得感を体験してくださいね。

今回、執筆いただいたのは
マネーコンサルタント・頼藤太希さん

頼藤太希さん

Money&You代表取締役/マネーコンサルタント

慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』や月250万PV、200万UUの『Mocha(モカ)』を運営すると同時に、マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。
『SNS時代に自分の価値を最大化する方法』(河出書房新社)、『入門 仮想通貨のしくみ』(日本実業出版社)、『人気FPが教える! 稼げるスマホ株投資』(スタンダーズ)など著書多数。
日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)、日本アクチュアリー会研究会員。

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