【画像で解説】iDeCo(イデコ)の年末調整・確定申告の書き方

2017.10.02

iDeCo(イデコ)

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【画像で解説】iDeCo(イデコ)の年末調整・確定申告の書き方

iDeCo(イデコ)の年末調整・確定申告の書き方と、必要な添付書類を教えてください!

iDeCo(イデコ)のメリットでご説明した通り、iDeCoで積み立ててきた掛け金は全額所得控除され、税金が戻ってきます。しかし、ここで注意したいのが、「何もしなくても税金が戻ってくるわけではない」ということです。税金を取り戻すためには、「年末調整」や「確定申告」という、きちんとした手続きが必要なのです。

初めての方は、「年末調整」や「確定申告」の書き方と必要な添付書類に戸惑いがちですが、決して難しくはありません。具体的にどのような手続きを行えばよいのか、いっしょに見ていきましょう。

年末調整の手続き(会社員・公務員の場合)

iDeCo(イデコ)の掛け金を払っている会社員や公務員は「年末調整」を行うことで、税金を取り戻すことができます

①「小規模企業共済等掛金払込証明書」を受け取り、保管する

まず、毎年10~11月頃になると、iDeCoを統括する国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」という書類が届きます。これは、iDeCoの加入者が1年間にいくら掛け金を払ったかを証明する書類です。税金に関する手続きを行ううえで非常に大事なものなので、失くさないように保管してください。

【注】ただし、iDeCoの掛け金を給与天引きしている会社員や公務員の場合、そもそもこの証明書は発行されず、年末調整の手続き自体が不要となります。

②年末調整の書類に必要事項を書く

次に、同じ11月頃に勤務先から、「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」という、年末調整を行うための書類をもらい、必要事項を記入します。以下、iDeCoの掛け金に限って年末調整の書類の書き方をご説明します。

iDeCo(イデコ)年末調整の書き方

【給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書】

書類の右下部分に「小規模企業共済等掛金控除」の「個人型又は企業型年金加入者掛金」と書かれている箇所があります。その右側の空欄と、「合計(控除額)」の欄に、その年のiDeCoで払った掛け金の総額を記入します。

給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書の書き方

③年末調整の書類を勤務先に提出して終了

その後、保管していた小規模企業共済等掛金払込証明書を添付して、記入した書類を勤務先に提出します。

iDeCoに関する年末調整の手続きはこれでおしまいです。あとは12月の給与受け取り時にその年の所得税が還付され、翌年度の住民税が安くなるのを待つだけです。

確定申告の手続き(自営業者の場合)

自営業者の場合は、iDeCoで払った掛け金を「確定申告」を行って税金を取り戻すことができます

①「小規模企業共済等掛金払込証明書」を受け取り、保管する

毎年10~11月頃に国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」が届きますので、これを大切に保管しておきます。

②確定申告書Bに必要事項を書く

次の年の初め頃に、「確定申告書B」を取り寄せて、必要事項を記入します。以下、iDeCoの掛け金に限って確定申告書Bの書き方をご説明します。

iDeCo(イデコ)確定申告書Bの書き方

【確定申告書B・第一表】

(1)確定申告書B・第一表の左下部分にある「小規模企業共済等掛金控除⑬」の右側の空欄に、その年のiDeCoで払った掛け金の総額を記入します。

確定申告書B・第一表の書き方

【確定申告書B・第二表】

(2)確定申告書B・第二表の右上部分にある「⑬小規模企業共済等掛金控除」で、「掛金の種類」の欄に「個人型確定拠出年金」と記入します。

(3)さらに「支払掛金」の欄と「合計」の欄に、その年のiDeCoで払った掛け金の総額を記入します。

確定申告書B・第二表の書き方

③確定申告書Bを税務署に提出して終了

申告期限内(2月16日~3月15日)に、小規模企業共済等掛金払込証明書を添付して、確定申告書Bを税務署に提出します。

手続きはこれで終了です。所得税の還付金はだいたい4~5月頃に指定の口座に振り込まれ、その後、翌年度の住民税が軽くなります。

確定申告の手続き(年末調整をしそびれた会社員・公務員の場合)

年末調整をしそびれてしまった会社員や公務員の場合でも、確定申告で税金を取り戻すことができます

①「小規模企業共済等掛金払込証明書」を受け取り、保管する

毎年10~11月頃に国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」が届きますので、これを大切に保管しておきます。

②確定申告書Aに必要事項を書く

次の年の初め頃に、「確定申告書A」を取り寄せて、必要事項を記入します。以下、iDeCoの掛け金に限って確定申告書Aの書き方をご説明します。

iDeCo(イデコ)確定申告書Aの書き方

【確定申告書A・第一表】

(1)確定申告書A・第一表の左中部分にある「小規模企業共済等掛金控除⑦」の右側の空欄に、その年のiDeCoで払った掛け金の総額を記入します。

確定申告書A・第一表の書き方

【確定申告書A・第二表】

(2)確定申告書A・第二表の右上部分にある「⑦小規模企業共済等掛金控除」で、「掛金の種類」の欄に「個人型確定拠出年金」と記入します。

(3)「支払掛金」の欄と「合計」の欄に、その年のiDeCoで払った掛け金の総額を記入します。

確定申告書A・第二表の書き方

③確定申告書Aを税務署に提出して終了

申告期限内(2月16日~3月15日)に、小規模企業共済等掛金払込証明書と源泉徴収票を添付して、確定申告書Aを税務署に提出します。

手続きはこれで終了です。所得税の還付金はだいたい4~5月頃に指定の口座に振り込まれ、その後、翌年度の住民税が軽くなります。

ちょっと手間がかかるところもあるかもしれませんが、せっかく税金が戻ってくるチャンスなので、その手間を惜しんではいけません。時期が来たら、粛々と手続きを済ませてしまいましょう。

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