株式投資を始める前に知っておきたい「勝ち組企業」を見つけるモノサシ Vol.3

  • たあんとnet編集部
  • 投資初心者
株式投資を始める前に知っておきたい「勝ち組企業」を見つけるモノサシ Vol.3

プロ投資家の世界では「スマートベータ」が近年のトレンド

「JPX日経インデックス400」の登場によって、日本株投資のモノサシに新たなチョイスが生まれました。

年金や機関投資家といったプロの運用の世界では、こうした新しい切り口の指数に関しては、「スマート(頭のよい、賢明)」な「ベータ(市場平均)」という意味で、「スマートベータ」と呼ばれています。近年、このスマートベータの導入がプロの投資家の世界で急速に進んでいます。

従来の日経平均やTOPIX、米国のNYダウなど従来の株価指数は、「時価総額加重型」というもので、株式市場の中で時価総額(=株価×発行済み株式数)の大きさに応じて銘柄を組み入れていきます。一方で、スマートベータは時価総額の代わりに、企業の財務内容や株価の変動率などを拠り所に、構成銘柄やその配分比率が決定されます

ちなみに「JPX日経インデックス400」に関しては、定量評価の基準の1つに時価総額が用いられているため、厳密には「非・時価総額加重型」とは言い切れませんが、いずれにせよ、ROEなど企業の収益性をはかる指標がスコアリング基準に採用されている点に着目すれば、「スマートベータ」の一種といえるでしょう。

従来の株価指数 スマートベータ
株式市場の中で時価総額(=株価×発行済み株式数)の大きさに応じて銘柄を組み入れる。 企業の財務内容や株価の変動率などを拠り所に、構成銘柄やその配分比率を決定する。

「株価」に代わる さまざまなモノサシ

企業の市場規模(株式市場における時価総額)に代わるさまざまな着眼点でポートフォリオを構築する、スマートベータ型の運用商品。その切り口は年々多様化しています。

たとえば、配当の高い企業、数十年にもわたって増配を続けている企業といった具合に、「配当」に着目して構成銘柄を決定するもの。また、売上高やキャッシュフロー、利益、配当など複数の財務指標に着目して、各銘柄の配分ウェイトを決定する「ファンダメンタルズ型」。あるいは、企業の財務内容とは違って、過去の市場における株価の値動きが小さい銘柄にフォーカスした「低ボラティリティ・最小分散」といったものもあります。

さまざまな着眼点でポートフォリオを構築する、スマートベータ型の運用商品

プロの投資家向けの運用商品にはさまざまな指数やファンドが誕生していますが、その中の一部の商品は、投資信託やETF(上場投資信託)の形態でも商品化がされていて、個人投資家でも簡単にアクセスが可能です。

「超低金利のいま、債券では利回りが取りにくいから、株式に投資して配当利回りを稼ぎたい」という方なら、高配当型の銘柄に投資する商品が選択肢にあがるでしょう。「株には興味あるけど、値動きが激しいのが不安。高いリターンは望まないから、代わりに価格のブレを少しでも低く抑えたい」という方なら、「低ボラティリティ・最小分散」といった商品を調べてみてはいかがでしょうか。

自分の投資目的に合ったモノサシを探すことで、投資信託を通じた株式投資がこれまでよりも身近になることでしょう。

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