冬ボーナス使い道ランキング!お金のプロが教える意外な使い方とは?

2017.12.11

ライフプラン

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冬ボーナス使い道ランキング!お金のプロが教える意外な使い方とは?

財布がとてもあったか~くなる「ボーナス」の季節ですね。これまで仕事に頑張った「ごほうび」を心待ちにする人は多いと思いますが、まわりの人がいくらもらっているのか、みんなはボーナスを何に使っているのか、ちょっと気になりませんか? ボーナスの支給額や使い道、上手な活用法について、ご紹介していきたいと思います。

2017年冬のボーナス支給額は約91万円!?

実際のところ、2017年冬のボーナスはいくら支給されるのでしょうか?

2017年11月に公表された経団連(日本経済団体連合会)の調査によると、冬のボーナスの支給平均額は91万6396円。これは前年比で1.19%減の金額なのだとか。減ったと聞くとマイナスな印象を持ちますが、2016年の冬ボーナスは史上最高額の92万7420円。この2017年の冬ボーナスも非常に高い水準にあります。

数年前から「景気回復とともにボーナスが上昇している」といった言葉がメディアなどで躍っていますが、ただこれはあくまで大企業の話。中堅・中小企業としては、ボーナスが上昇している実感は乏しく、両者の違いは大きく広がっているといえそうです。

冬のボーナス使い道ランキング「1位は貯金・預金」

では、そんな大切なボーナス、みなさんはどのように使っているのでしょうか?

共通ポイントサービス「Ponta」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングの調査によると、2017年冬のボーナスの使い道として最も多かったのが「貯金・預金」の40.2%。下記の表を見てもわかるように、他の回答を圧倒しています。

冬のボーナスの使い道ランキング

冬のボーナスの使い道ランキング冬のボーナスの使い道は、1位から、貯金・預金、旅行(宿泊を伴うもの)、衣服、外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)、食品(ふだん食べるもの)の順となっている。

「Pontaリサーチ」調べ

そもそも「日本人は貯蓄好き」などと言われていますが、最近はそれに拍車を掛けているように思われます。確かに景気は良いのかもしれない。しかし、いつ何時、何が起こるかわからない。だから、貯蓄できる時にしっかり貯蓄しておこう――。こういった「不安感」が貯蓄への信仰を強めているように私は思えて仕方がないのです。

お金のプロ・FPとして提案したい「ボーナスの上手な使い道」

貯蓄は資産運用の基本。ぜひしっかり行うべきです。しかしそれも程度の問題があります。メリハリをつけながら貯蓄を行うよう心がけたいものです。そこで私が考えるボーナスの使い道・活用法をご紹介したいと思います。

ボーナスの使い道・活用法

(1)ボーナスの1割は「自分へのごほうびに使おう」

ボーナスは可能なら貯蓄に回したいけれど、それでは一生懸命に働いた見返りがありません。とはいえ、無計画に使うのも考えもの。

そこで、あらかじめ「ボーナスの1割を自分へのごほうびに使う」と決めるのは良い方法です。FPがおすすめする使い道としては意外に思われるかもしれませんが、旅行やリッチな食事といった消費は、あなたにとって明日への大切な「活力」になるはずです。

この使い道への割合は、世代や生活環境によって異なりますが、最大で1割は超えないようにしたいところです。やはり預貯金に余裕があってこそ安心して仕事に励むことができます。

(2)ボーナスの5割は「目的のある貯蓄」、3割は「目的のない貯蓄」に使おう

「今の消費を少しガマンして、将来のために貯蓄に回す」という考え方は、とても大事なことです。私もその意見に賛同します。ただ、貯蓄には2種類の意味があり、それを区別しながら貯蓄に励むことをおすすめしたいと考えています。

1つは教育費や住宅購入費、マイカー購入費といった「目的のある貯蓄」です。もう1つは「目的のない貯蓄」。これは特に目的を決めていないけれど、何かあった時に使うための貯蓄をいいます。

一般的には「家を買いたい」「子どもの入学資金を貯めたい」といった「目的のある貯蓄」を重視しがちですが、「目的のない貯蓄」にも意識を向けておきましょう。なぜなら、現段階では想定していなくても、人生には臨時で必要になる出費も多いからです。突然の病気や介護、退職や失業などに対し、「何にでも使えるような」預貯金を貯めておくことが大切です。

あくまで目安の金額ですが、「目的のある貯蓄」にボーナス支給額の5割を、「目的のない貯蓄」に3割を振り分けます。「目的のない貯蓄」よりは「目的のある貯蓄」のほうを重視したいところです。方法としては、銀行口座を別にする、普通預金ではなく定期預金に預け入れるなどして、簡単に引き出せないような工夫をすることが大事です。

(3)ボーナスの残り1割は「投資で増やしてみよう」

ただ、昨今の超低金利の状況では、貯蓄では大きく増えていきません。そこで、ボーナスの残りの1割で「投資」をしてみることをおすすめします。特に投資初心者は、投資信託で積立投資を行うとよいでしょう。運用のプロであるファンドマネジャーに運用をお任せできるのが投資信託。これに毎月定期的に少額で積立投資することで、値下がりリスクを抑えることができるのです。

つみたてNISAは投資初心者におすすめの制度

2018年1月から開始する「つみたてNISA」は投資初心者におすすめの制度です。つみたてNISAとは、金融庁が認めた「長期・分散投資に向いている投資信託」で積立投資する場合、年間40万円までの投資金額が最長20年間にわたり、その運用益が非課税になるというもの。つみたてNISAを活用すれば、運用益をさらに投資に回すことができ、効率的な運用が行えます。

みなさんは今回のボーナスの使い道、イメージを持てたでしょうか? ボーナスをもらうと気が大きくなり、次々と使っても良さそうな気分になりますが、そこはぜひ自分にとって有効な使い道・活用法は何なのかをじっくり考えて、大切に使ってくださいね。

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