「金の投資信託」おすすめは?いま注目される4ファンドの特徴と魅力

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2019.10.04更新
(2017.11.06公開)

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「金の投資信託」おすすめは?いま注目される4ファンドの特徴と魅力

※掲載内容を最新情報にアップデートしました(2019/10/4)

近頃は政治不安や紛争、テロなど、地政学的リスクが懸念されるようになり、先が読めない世界情勢が続いています。そんな中で、価値がゼロになることがなく、世界中で通用する“安全資産”として、「金(ゴールド)」に投資する人が増えています。

金は、株式や債券とは違った値動きをする傾向があり、分散効果の高い資産として投資家から選ばれることが多いのです。

最近のトレンドは、「金の投資信託」を通じた金投資

ひと口に「金」と言っても、金地金や金貨、純金積立など、金を保有する方法はさまざまですが、最近では投資信託を通じた金投資に注目が集まっています。他の金の保有方法と比べて売買時にかかるコストが割安というメリットが、多くの投資家の心をつかんでいるのです(「金の投資信託」は最低100円からと少額で購入できるところもあります)。

この「金の投資信託」、投資家から集めたお金で金の現物を購入すると思われがちですが、実は違います。実際に金の現物に直接投資するものではなく、金の市場に連動する指数(金価格)や金のETF(上場投資信託)などを通じて投資するものが一般的です。

ちょっと話が難しくなりましたが、要は「間接的な金投資のため、金の現物を手に取り輝きを楽しむことはできないが、金の現物価格と似た値動きをする金融商品」と覚えておいてください。

金の投資信託のしくみのイメージ図

いま注目されている「金の投資信託」4商品

ここからは、特に注目されている「金の投資信託」を4商品ピックアップして、その特徴や魅力をご紹介したいと思います。なお、今回ご紹介する金の投資信託は、1年以上の運用実績があるものを選び、運用期間の長い順に掲載しています。

(1)三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)

「純金上場信託(現物国内保管型)」(愛称:金の果実)というETF(上場投資信託)を主要な投資対象としている投資信託です。国内の取引所における金価格の値動きをとらえることを目指しています。

円高の時に発生する、為替の変動による値下がりを抑えるための「為替ヘッジ」は行っていません。

純資産総額 217.43億円
購入手数料 1.1%(税込、上限)
信託報酬 年率0.99%(税込)
設定日 2011年2月7日
運用会社 三菱UFJ国際投信

詳しくはこちら

(2)ピクテ・ゴールド

投資信託証券への投資を通じて、実質的に金の現物に投資しているのが「ピクテ・ゴールド」。米ドル建ての金価格の値動きをとらえることを目指しています。

原則として為替ヘッジを行い、為替の変動による値下がりリスクを減らすようにしています。円高による為替での損失が出るのを避けたいという人に向いています。

純資産総額 275.31億円
購入手数料 2.2%(税込、上限)
信託報酬 年率0.879%(税込)
設定日 2011年12月28日
運用会社 ピクテ投信投資顧問

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(3)ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)

世界最大の金のETF(上場投資信託)である「SPDR(スパイダー) ゴールド・シェア」に主に投資する投資信託です。このほかに、日本の短期公社債などに投資する「ステート・ストリート短期国債マザーファンド」も投資対象として組み入れています。

「SPDR ゴールド・シェア」の投資金額相当額の米ドルに対しては原則として為替ヘッジを行っており、為替の変動による値下がりリスクを減らすようにしています。

純資産総額 15.75億円
購入手数料 2.2%(税込、上限)
信託報酬 年率0.895%(税込)
設定日 2012年11月8日
運用会社 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ

詳しくはこちら

(4)iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)

金現物市場を代表する指標である「LBMA金価格(円換算ベース)」に連動する運用成果を目指しています。指標の選定や変更については、運用会社であるブラックロック・ジャパンの判断で決定します。

「iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)」が投資する外貨建ての資産については、原則として為替ヘッジは行っていません。そのため、円高の時に為替の変動による損失が発生することがあります。

純資産総額 16.79億円
購入手数料 0%(ノーロード)
信託報酬 年率0.5085%(税込)
設定日 2013年9月26日
運用会社 ブラックロック・ジャパン

詳しくはこちら

「金の投資信託」は積立投資で始めるのがおすすめ

気になる「金の投資信託」は見つかりましたか? 投資信託はまとまった資金で一括購入もできますが、毎月少額で積み立てて購入することもできます。時間をずらしながら資金を小分けにして購入することで、高値づかみと安値での買い逃しを防ぐことができます。特に投資初心者の方は、「金の投資信託」を積立投資で始めることをおすすめします。

この機会に「金の投資信託」を上手に使って、あなたの保有資産に「金(ゴールド)」を組み入れてみてはいかがでしょうか。

なお、投資信託ではなくリアルな金積立をするのにおすすめ金融機関については、純金積立でおすすめの金融機関3選!おすすめ理由もわかりやすく解説にて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

※上記の数値・データは2019年10月3日時点のものです。

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